セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第8節 アイリスFC住吉戦|プレビュー:

2024.04.27
2024年4月27日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第8節
セレッソ大阪西U-15 - アイリスFC住吉
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第8節 アイリスFC住吉戦が、宝が池公園球技場にて行われました。

セレッソ大阪西U-15のキックオフでゲームがスタートします。
相手は4-4-2のシステムで中央で起点を作りテンポ良くボールを動かしながら攻撃を仕掛けてきます。
立ち上がりから積極的に前線の山元と片山のプレッシングが効き相手に自由を与えません。
開始早々に試合が動きます。
前半41秒。長谷川から寺本が高い位置でボールを受け、推進力のあるドリブルで前進し山元にマイナスのボールを入れます。山元が上手く1タッチで合わせ1-0とします。
得点後も勢いを緩めず加点を狙いにいきます。
相手もテンポの良いショートパスとロングボールを上手く使い分けて揺さぶってきますが、ボランチの森と林が献身的な守備でボールを回収し攻撃に繋げます。
後半23分。
岡崎のコーナーキックから長谷川がヘディングで合わせ相手のDFに一度はブロックされるも谷口がセカンドボールに反応し左足でシュートを決め2-0とリードを広げます。
相手も得点を奪うため、攻守ともに前がかりになります。
後半34分。
1.5列目に落ちてくる相手FWを上手く捕まえることができず起点を作られ左サイドに展開されます。
ファーストDFがチャレンジするタイミングが一瞬遅れた隙にファーサイドにクロスボールを入れられそのボールがそのままゴールに吸い込まれ2−1となります。
失点後は守備の対応をよりアラートにし、最終ラインの長谷川、津田を中心にポジティブな声を掛け合いコンパクトな状態からボールを奪いにいきます。
追加点が欲しいところでしたが前半は2−1で折り返します。

ハーフタイムでは、自分達の距離感を攻守共にしっかり保つこと、ファーストDFに対してセカンドDFが予測して奪い切ることを共有し後半に入ります。

後半スタートからRSBに田中を投入し攻撃のリズムを変えにいきます。
その田中が岡崎とのコンビネーションから右サイドを崩しチャンスを演出します。
自ら得意のドリブルで相手DFをかわしクロスまでやり切りますが相手にブロックされ得点には至りません。
後半48分。
相手センターバックからボランチに出たところに森が強くアタックしセカンドボールを田中が回収します。
その田中がドリブルでペナルティエリア付近まで前進し山元にパス。
山元の放ったシュートは相手GKにセーブされますが片山が素早く反応しゴールネットを揺らし3-1とします。
得点後も気を緩めず、全員でポジティブな声を掛け合い相手に流れを与えません。
疲れも出てきている中ですが山元、片山が前線からの守備、プレスバックを献身的に行いチームに勢いを与えます。
そんな中後半67分。
山元が前線からアプローチをかけ1度はパスで剥がされますがプレスバックからボールを奪い、前向きの状態を作りエゼモクェに絶妙なスルーパスを出します。
ボールを受けたエゼモクェがペナルティエリア内で倒されPKを獲得します。
このPKをエゼモクェがゴール左隅にきっちりと決め4-1とします。
後半74分に毛利、村上。後半77分に上田、大平を投入しゲームをクローズしにいきます。
後半アディショナルタイム。
相手ゴール付近でセットプレーのチャンスを得ます。
キッカーの森から大平がヘディングで合わせますが惜しくもGK正面となりゴールとはなりません。
最後まで集中を切らすことなく守り切り4-1で試合終了となりました。

勝ち切ることはできましたが、今節も課題が浮き彫りとなりました。
ボールがない時のオフのポジショニングや、攻撃の時に連動して関わり続けること、守備の連動性の質はもっともっとこだわって追求していかなければいけません。
GWに入り連戦が続きますがしっかりと全員でいい準備をして次節に繋げたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ  中島 高行)