セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西(前期) 第3節 FCアルベロ神戸戦|プレビュー:

2024.04.28
2024年4月27日(土)JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西(前期) 第3節
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 - FCアルベロ神戸
試合詳細 >
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本日、JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西 第3節 FCアルベロ神戸戦が行われました。

セレッソは前からアグレッシブにボールを奪いに行こうとしますが、プレッシングのスイッチをハッキリと入れる事ができず、パスもズレてしまうなど、自分たちのリズムを掴めない立ち上がりとなりました。
それに対しFCアルベロは、5バックでしっかりとラインを揃え、コンパクトに守備をしながらDFラインの背後を狙ってきます。
ゴール前になると5-4のブロックを形成し、中央を固めてきました。
セレッソがボールを保持する時間が多くありましたが、FCアルベロの守備をなかなか崩すことができず、時間が過ぎていきます。
前半15分、ゲームが動きます。
CB石川がボールを奪い、中央にいるVO林祐未へ。そこから右サイドにいる橋本へ大きくサイドチェンジ。DFラインの背後に飛び出した橋本にボールが通り得点、1-0とします。
その後も幾度となくDFラインの背後を狙いチャンスを作り出します。
前半26分、瀧本のクロスにニアで受けた山崎がドリブルで相手を剥がしシュート。2-0と引き離します。
自分たちがボールを保持する時間が続く中、幾度とあるチャンスを決めきれません。
前半33分、瀧本のクロスのこぼれを橋本が押し込み追加点、続いて前半37分、相手のクリアミスを瀧本が押し込み4-0とします。
アディショナルタイムに追加点を奪い、5-0で前半を終えます。

ハーフタイムには、ゲームの入り方、観るものを増やすこと、相手に合わせるのではなく自分たちのサッカーをすることを確認し、後半に挑みました。

後半はFCアルベロが立ち位置を変え、長いボールを入れてくる事は変わりませんでしたが、前半に比べ、前に人数をかけてきました。
セレッソは前半できなかった、前からのプレッシングを意識し、積極的にボールを奪いに行きます。
奪ったボールを慌てずに相手の変化を観て動かしていきます。
すると後半開始5分、相手のパスをインターセプトした林祐未がボールをそのまま運び、相手CBがボールに出てきたところを瀧本が背中を取りに行きボールを受けますが、相手にあたってしまったところを林祐未が自分で拾い、追加点を奪い6-0とします。
前半同様にセレッソがボールを保持する時間が多くありましたが、失い方が悪くカウンターを受けることが度々ありましたが、相手のシュートはGK坂田の正面に。
相手のシュートを度々受けながらも全員でゴールを守っていきます。
後半のビルドアップは落ち着いてボールを動かすことができ、途中から出てきた選手たちが積極的に攻撃に加わる事ができ追加点を重ねていきます。
近くだけでなく、サイドチェンジも使いながら攻撃をすることで、相手がサイドによってできたスペースに走り込むこともでき、最終的に11-0で試合終了となりました。

失点0で抑える事ができ、得点を重ねていけたところは良かったと思います。
しかし、決めるべきところを決めきれなかった点やゲームの入り方など課題も多く見受けられました。
次の試合まで時間は短く、まずはコンディションをしっかり整え、今回みえた課題を少しでも修正できるようチーム全員で積み重ねていきたいと思います。

本日はお忙しい中、応援に駆けつけていただいた、サポーターの皆様・保護者の皆様・関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督  関根 麻里)