セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ 1部2部入れ替え戦 S.C.INTERNACIONAL JAPANU-13戦|レビュー:

2024.12.07
2024年12月7日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2024 ヤマトタケルリーグ 1部2部入れ替え戦
セレッソ大阪西U-15 1-3 S.C.INTERNACIONAL JAPANU-13
試合詳細 >
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本日、U-13サッカーリーグ 2024 関西ヤマトタケル 1部2部入れ替え戦がOFA万博フットボールセンターAで行われました。

この試合に引き分け以上で1部リーグ残留が決まるという状況の中、選手達が一番欲している勝利を掴み取るべく、立ち上がりから積極的にボールを奪いに行き、ゴールを奪いに行きたいセレッソ大阪西でしたが、個人で縦にスピードに乗りながらどんどん仕掛けてくる相手に対してうまく対応ができずに押し込まれてなんとか防ぐという時間が続きます。
その中でも、時折縦にカウンターで相手の背後に抜け出しGKと1vs1の状況を作るなど惜しいシーンを作りますがシュートを決めきれずに得点を奪えません。
すると前半15分ごろに相手の右サイドから個人でドリブルで仕掛けられてそのままペナルティエリア付近まで運ばれると思い切り振り抜かれたシュートがファーサイドに吸い込まれて0-1とリードを許します。
その後も一進一退の攻防を続けますが、自分達の右サイドの低い位置でビルドアップのパスを相手に奪われるとそこからクロスのようなボールがそのままファーサイドのネットに吸い込まれて0-2とさらにリードを許してしまい前半を0-2で折り返します。

ハーフタイムにはもう少し自分達の距離感でプレーしながら変化を起こしに行くこと、チャレンジ&カバーの役割をはっきりすることを確認してピッチに送り出します。

後半に入り、徐々にボールを繋ぐ意識が出始めてテンポも良くなりますが、どうしても相手のプレッシャーに対して後手を踏んでしまい入れ替わる形でボールを失い、ピンチを迎えるシーンが続いてしまいます。
そして後半8分頃に相手の左サイドからのクロスがGKの頭を超えた所をヘディングで押し込まれて0-3とリードを広げられます。
そんな中でもゴールを目指す為に、選手交代やポジション変更でゴールを奪うための役割をさらにはっきりすると、後半20分過ぎにDFからFWにポジションを変えた大島が背後へのパスに抜け出して左足でゴールを奪い1-3とします。
その後も大島や途中交代の中杉を起点にチャンスを作り出しますが、あと少しのところで決め切ることが出来ません。
最後まで勝利を目指しましたが1-3で試合終了となりました。

この結果により来年2025年度はヤマトタケル2部リーグへと降格が決定してしまいました。
ヤマトタケル1部リーグを1年間闘う中で、チームとしても個人としても相手を圧倒するために突き詰めなければいけない技術や戦術、フィジカル面、常に優位にゲームを進めるために必要なメンタリティやパーソナリティの部分、また自分達の良さや武器など選手の可能性を最大限引き出してあげることが指導者として、チームを率いる者として本当に力不足と責任を感じています。
ただ選手達は我々を信じて、自分達を信じて今出来る事を必死にプレーし、勝利の為に戦ってくれたと思います。
彼らのサッカー人生おいても非常に悔しい敗戦となりましたが、この経験が先で生かされて大きく成長する一つのきっかけになるように、選手スタッフが一丸となって歩みを進めていきたいと思います。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、応援ありがとうございました。
今後も熱い応援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 竹元 雄輝)