2024年7月28日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第17節
セレッソ大阪U-15 2-3 セレッソ大阪西U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2024サンライズリーグ 第17節セレッソ大阪西戦がJーGREEN堺S6ピッチで行われました。
緊張感のあるダービーマッチ、関係者も多く集まる中、セレッソ大阪ボールのキックオフで試合が開始されます。
お互い相手の出方の様子を見ながらも、こちらは前からプレッシャーをかけて限定していく中で狙いを持ってボールを奪いにいき、出来るだけ高い位置で攻撃を仕掛けていきます。
前半5分には徳山の素晴らしいミドルシュートがクロスバーを直撃しあわや得点のシーンでしたが、ゴールとはなりません。
その後は逆に相手FWに背後を抜けられてシュートまで持っていかれるシーンや、ドリブルで運ばれてシュートを打たれるなどピンチを向かえますが、GK坂田を中心にゴールを防ぎます。
前半23分、中央でボールを持った尾嵜から徳山へとボールが渡りGKとの1対1のビッグチャンスを向かえますがこれを決めきることができません。
お互いピンチもチャンスもありながら前半は0対0のスコアレスで折り返します。
前半、自分たちのリズムの時間が多くある中でもっと自信を持って相手のどこを攻めていけばいいか確認をして後半のピッチへ送り出します。
しかし後半3分、自陣ペナルティーエリア付近で相手FWに仕掛けられそのままミドルシュートを放たれこれを処理しきれず、こぼれたボールがそのままゴールへと入ってしまい失点を許してしまいます。
1点を取られてしまい、士気が下がるセレッソ大阪に、セレッソ西は勢いに乗り前線からプレスをかけてきます。その後も今度はPKを取られてしまいそれをきっちりと決められ2点目を奪われます。
完全にプレーの質が変わってしまったセレッソ大阪は自陣中央でボールを失いそのままゴール前の選手にパスを通され3点目を取られてしまいます。
セレッソ大阪はここで山本、紙谷を投入します。もう得点を取りに行くしかないセレッソ大阪は前線からの紙谷のハイプレッシャーに先導され勢いを取り戻していきます。
徐々にボールもテンポよく動きだすと、両サイド高い位置を取っている山本、中辻を起点に攻撃を仕掛けていき、チャンスを作りだしていきます。
そして背後へと抜け出した紙谷がGKとの1対1のシーンを向かえますがこれを決めれず得点を奪いきることができませんが、チャンスを幾度なく作りだしていきます。
後半も終盤に差し掛かり、コーナーキックのチャンスを山本がヘディングで合わせて1点を返すと、後半36分、ペナルティエリア付近でフリーキックのチャンスを得ます。
そのフリーキックから紙谷が押し込みスコアを2-3と追い上げ意地をみせます。
勢いに乗るセレッソ大阪はその後も押し込む展開が続きますが、得点を奪いきることができずここで試合が終了します。
とても悔しい試合結果となりましたが、自分たちの弱さがハッキリと顕著に出た試合だったと思います。
失点をして沈んでしまい頭が止まってしまっていた時間がとてももったいなく、自分たちで上手くいかない状況、苦しい状況をどう奮い立たせて良い状況へと持っていけるか、それを出来る選手になっていかないといけない。
リーグ戦はここで中断し、8月はクラブユースの全国大会に挑みます。全国の場では同じ状況に立った時、自分たちの成長を必ず見せれるようにまたここから準備をして日々取り組んでいきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪U-15コーチ 石川 龍太)