セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース女子 1回戦 ディオッサ出雲FCユース戦|レビュー:

2024.07.30
2024年7月29日(月) 第6回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18) 1回戦
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 3-0 ディオッサ出雲FCユース
試合詳細 >
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本日より群馬県にて第6回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)が開催されました。
昨年は決勝戦で悔しい想いをしたこの大会。
チーム全員でリベンジを誓い、試合へと挑みました。

試合は暑熱対策で当初の予定より30分遅れてキックオフ。

試合は不安定な立ち上がりとなりました。
前半7分。右サイドを突破されクロスを蹴られます。そのボールは安田がクリアをしますが、セカンドボールを相手に拾われます。
そして、ペナルティーエリア付近で混戦になり、最後は相手にシュートを打たれます。入ったかと思われた弾道はかすかにポストの外側を通過しなんとか失点を免れます。
その1分後。セレッソの攻撃。自陣から寺田→西村→飯田と繋ぎ、中央でフリーになった中村へとボールを渡します。
そして、中村から背後へと動き出した玉村へスルーパス。玉村はGKの横をすり抜けるシュートを打ちます。入ったかと思われましたが、ギリギリの所で相手に掻き出され得点とはなりません。
その後も精彩を欠き、なかなかリズムよく攻撃が出来ませんでしたが前半30分に相手のゴールキックを玉村が奪い、先制に成功します。

ハーフタイムには自分たちのクオリティーにこだわりを持つことや慌てずボールを展開すること、起点になっているのはどこなのかを確認して後半へと入りました。

後半12分。古田・佐藤・中村が関わり合い、右サイドの木下まで展開します。そして、木下が縦の突破を見せながら内側へのカットインを狙いますが、ドリブルがうまく運べずペナルティーエリアまで行きますが、シュートまでは打てません。
徐々にボールを持つ時間が増えてきた後半30分。
左サイドで中村がボールを奪うとサポートに来た牧口へボールを渡します。牧口はそのボールをワンタッチでアーリークロスを柔らかいボールで送り込むと、そこへ田村が走り込みます。難しい角度ではありましたが田村はワンタッチでクロスに合わせ追加点を奪います。
その2分後。自陣で四本→古田→飯田→中村とボールを動かし相手の中盤を突破します。
そして、右サイドを駆け上がってきた竹田へとボールを送ります。竹田はゴールへ向かってボールを運び一気にペナルティーエリアへと進入。
そして、目の前のDFを突破にかかりますが、引っ掛かってしまいます。しかし、そのこぼれ球を木下がワンタッチで蹴り込み3-0に。

クラブユース初戦は苦しんだものの3-0でなんとか勝利することが出来ました。

多くの課題がみられた試合でしたが、明日に備えてしっかり振り返り、試合へと繋げたいと思います。

本日は応援に駆けつけていただいた保護者の皆様・サポーターの皆様、ご尽力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高 欣弘)