セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース女子 準々決勝 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18戦|レビュー:

2024.07.31
2024年7月30日(火) 第6回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18) 準々決勝
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 0-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18
試合詳細 >
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本日、第6回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)準々決勝が群馬県立敷島公園補助陸上競技場で行われました。

序盤、パワーとスピードを活かした相手の攻撃に苦戦します。
前半13分。中盤で前を向かれると一気に背後へと浮き玉のボールを入れられます。
GK関口がそのボールをペナルティエリア外に出て処理をしますが、蹴ったボールは相手に当たりゴールへ。しかし、竹田がカバーに入り、事なきを得ます。
その直後、中村から大きな展開で右サイドに待つ木下へボールを送ります。そして、サイドバックが奪いに来た瞬間、背後へ走っていた池田へスルーパス。GKと1vs1になった場面でしたが、惜しくもオフサイド。
お互い決定機が作れないまま時間だけが進みます。そして、前半30分。スコアが動きます。
ペナルティエリア角から相手のフリーキック。左足でゴールに向かうボールを蹴られるとヘディングで合わされてしまい失点してしまいます。

後半、得点を奪いに選手交代で活性化を図ります。
しかし、ボールを後方で持つことは出来るものの、効果的な縦パスが打ち込めずにズルズル時間だけが過ぎていきます。
パワープレーでチャンスを作ろうと四本を前線に上げて打開を試みます。
牧口から背後へ走り出す田村へロングフィード。そのボールは相手に弾かれますが、飯田がセカンドボールを拾います。そして、四本へ縦パスを入れるとサポートに入った林へ落とし、再び背後へ走り出した田村へスルーパス。しかし、そのパスはもう少しという所で田村に合わずシュートまで至りません。
その5分後。中盤でボールを奪った竹田は木下へ縦パスを送ります。パスを受けた木下は前を向き、田村へとパス。そこへ再び竹田がオーバーをかけて中央へクロスを送りますが、GKに防がれてしまいます。

中盤でボールを奪った牧之瀬。牧之瀬から林へとパスを繋ぐと右サイドで張っていた木下へボールを渡します。
木下はカットインから得意の左足でクロスを蹴りますが、相手に弾かれてしまいます。しかし、そのセカンドボールを林が拾ってシュート。ループ気味の弾道は入ったかと思われましたが、ゴールのわずか横をすり抜けてゴールならず。
最後までゴールを目指して全員でプレーをしましたが、得点を奪うことが出来ないままタイムアップ。

昨年の借りを返そうと誓った今大会でしたが、力及ばず準々決勝で敗退してしまいました。
自分たちのサッカーをうまく表現出来ずに歯痒い試合となってしまいましたが、この悔しさを糧に冬の全国大会では必ず優勝したいと思います。

本日は遠方まで応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様・保護者の皆様、ご尽力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高 欣弘)