セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第1節 Vervento京都F.C.戦|レビュー:

2023.03.04
2023年3月4日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023 関西サンライズリーグ2部 第1節
セレッソ大阪和歌山U-15 1-1 Vervento京都F.C.
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023 関西サンライズリーグ2部 第1節 Vervento京都F.C.戦がJGREEN堺S10ピッチにて行われました。

序盤からこちらがボールを保持し、相手チームがボールを奪うと縦に早く攻め込むという構図で試合が進みます。
相手は前線からプレスをかけてくることはありませんが、中盤をコンパクトに固めてきます。こちらはそのブロックの中で、技術をうまく発揮できず、効果的にゴール前まで攻め込むことができません。何度か相手のカウンターを受け、ピンチを招く場面もありますが、粘り強く対処します。
28分、均衡が破られます。相手の強引なドリブル突破にDFがペナルティエリア内で交錯し、ファウルの判定。そのPKを決められ、0-1とされます。
しかし、そこでも選手たちは落ち込むような態度は見せず、反撃に出ます。SH厚地やFW岡村羽が積極的に背後に飛び出し、ゴールを狙います。MFの前田や中村のチャンスメイクから惜しい場面を作り出しますが、あと一歩及ばず、1点ビハインドのまま前半が終了。

ハーフタイムでは、ボールをすぐに蹴れる場所、攻めることができる場所に置くこと、ボールを動かすテンポについて、強調。

後半は相手がプレスの位置を低くしたこともあり、こちらが相手陣内に押し込む場面が多くなります。SH谷野・SB植林のコンビネーションから左サイドを突破し、SH青谷がシュートを放つなど、攻勢を強めます。
すると68分、SB松本がGKを欺くような、クロス性の技ありシュートを決め同点に追いつきます。
その後、何度も相手ゴール前に襲いかかりますが、得点を奪うことはできず1-1のままタイムアップ。
初戦はドローに終わりました。

ビルドアップでボールを受ける技術は非常に良いところを見せたゲームでしたが、止める・蹴る・相手を見る部分では、まだまだ相手を圧倒できるものを見せることができませんでした。ゴール前に攻め込む回数は多く作ったものの、決定的なチャンスを多く生み出せなかったことが、今回の課題です。
今後も、技術を武器に、巧さを強さに昇華させられるよう、練習に励んでいきたいと思います。

今シーズンも多くの方々のお力添えによって大会が開催されることに、厚く感謝申し上げます。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口雄一)