2023年11月11日(土)高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ 2回戦
セレッソ大阪西U-15 3-0 住吉大社SC
試合詳細 >
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高円宮杯関西地域プレーオフ2回戦が万博記念公園人工芝Aにて行われました。
住吉大社のキックオフでゲームがスタートします。相手は4-4-2のシステムでロングボールを多用し背後目掛けて攻撃を仕掛けてきます。守備面でも前線からプレスはかけてこず、引いてくる相手に対してこちらはボールを持たされます。ビルドアップ時に味方を探す時間が目立ち、中々前線に効果的なパスを入れることができません。そんな中でも、坂元、塩尻のドリブル突破からのシュートや、木村がボールをおさめて起点を作ったりと個々のストロングポイントを発揮するシーンが見られます。少しずつ前線の塩尻、木村をターゲットにフィニッシュまで迫る回数が増えてきます。
前半20分、ボールを保持する展開が続く中、アタッキングサードでボールを受けた塩尻から木村へと絶妙なパスが通りそのままゴールに流し込み1-0とします。
前半32分には中央でボールを受けた海保が塩尻に素早い縦パスを通します。それを受けた塩尻が上手く前向きを作り、左足でシュートを放ちますが惜しくも枠の外となります。前半35分、大島を投入し更に加点を狙いにいきます。
前半38分、ゴール前の混戦から木村がゴールを決め2-0とし前半を折り返します。
ハーフタイムでは、ボールを受けてから探す時間を減らすこと、前線に入ったら厚みをかけにいくことを共有し後半に入ります。
後半も相手はリトリートした状態でこちらの攻撃を伺ってきます。後半は前半と比べてプレーのテンポが少し上がり、大島、丸尾を中心にボールを動かします。後半4分にはペナルティエリア付近でボールを受けた大島が綺麗な弧を描いたシュートを放ちゴールかと思われましたが惜しくもクロスバーに阻まれます。後半スタートから投入された、荒本、岡崎のサイドからもチャンスを演出します。
そんな中、後半17分。岡崎のスルーパスに反応した塩尻がシュートを放ち、そのこぼれ球を木村が押し込み3-0とします。
後半24分、片山を投入し攻撃にアクセントを加えにいきます。
最後まで相手のロングボールに苦しみますが、海保、長谷川を中心に身体を張ったプレーで失点を0で抑えて3-0で試合終了となりました。
80分で決着がつかなければ即PKのトーナメント形式という緊張感のある中での試合でしたがしっかりと勝って次に繋げることができました。
連戦が続きますが自分達らしくいつも通りのサッカーが出来るように良い準備をして明日の試合に備えたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。明日も引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)