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日本クラブユース選手権 Eグループ 第3節 ヴァンフォーレ甲府U-18戦|レビュー:

2021.07.28
2021年7月28日(水)第45回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 Eグループ 第3節
ヴァンフォーレ甲府U-18 2-1 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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本日、第45回日本クラブユースサッカー選手権 ヴァンフォーレ甲府戦が前橋フットボールセンターで行われました 。

試合はお互いに自陣からビルドアップをして前進しようと試みますが、ゴール付近までつなげることができずにチャンスを迎えられません。
前半20分、自陣でのビルドアップで左サイドの狭い局面をパス交換で打開し小河がPA内で仕掛けるもカバーに入ったDFに体を寄せられてシュ ートを打たせてもらえません。
27分には中埜のパスに緒方がDF背後に抜け出しますが、コントロールが流れてしまい、うまくシュートを打つことができません。
前半は多くの時間でボールを保持し、ゴール付近でのチャンスを作り出すものの、最後のところでのクオリティが低く、チャンスを生かし切ることができませんでした。

後半5分、相手のカウンターを受けP A内角度のないところでGKと1対1に。 ここはGKの春名がブロック。相手に流れを渡しません。
後半11分、待望のゴールが生まれます。角田がPA内、左45° の位置からDFに囲まれながらも強引にシュート。これがDFにあたり、GKの頭上をこえてゴールに吸い込まれます。
直後の12分、 角田に替わって出場した北野がGKの位置を見てロングシュートを 放つも、わずかに枠を外れ追加点を奪うことができません。
しかし16分、 一瞬の隙を突かれ相手にミドルシュートを決められてしまい同点に 追いつかれてしまいます。
試合終盤、 緒方に替わって入った千葉が決定的なシュートを2度放ちますが、 どちらもGKのファインセーブにあってしまい、 追加点をあげることができません。
このまま試合が終わるかと思われた後半ロスタイム、 カウンターから自陣ゴール前までボールを運ばれます。 ボールホルダーへのアプローチが甘くなったところ、 強烈なシュートをゴール左隅に決められてしまい、 最後の最後で逆転を許してしまいます。

この結果、決勝トーナメント進出はなりませんでした。

大会を通して、ラストパスの質やシュートを決め切る事など、最後の質のところを上げていくことが大きな課題として挙がってき ました。
この大会での経験を生かし、より個人のプレーの質を上げていけるようにプレミアリーグ再開に向けて準備していきたいと思います。



セレッソ大阪U-18 GKコーチ 相澤貴志