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ハナサカブログ

ヤマトタケルリーグ2部 第4節 伊丹FC戦|レビュー:

2023.05.13
2023年5月13日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2023 ヤマトタケルリーグ 第4節
セレッソ大阪和歌山U-15 2-0 伊丹FC
試合詳細 >
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U-13サッカーリーグ 2023 関西ヤマトタケルリーグ2部 第4節 伊丹FC戦が近江八幡市立健康ふれあい公園にて行われました。
今節も自分達の技術を武器に相手を圧倒して、試合を優位に進めたいところ。

立ち上がりはボールを意図して止めることができず、バックパスや消極的なプレーが随所に目立ちます。
前半10分には相手にボールの主導権を渡してしまったところから、ロングボールを多用してくる相手に対して受けてしまい、押し込まれたところからゴール前でチャンスを作られてしまいます。
押し込まれた時間帯にはセットプレーもありましたが、ゴールキーパーの津田を中心に相手の得点を許しません。
前半25分に中村璃が途中出場してからは、徐々にボールの主導権を握る時間が増えていき、前半28分には相手のビルドアップに対して前線から連動したプレスをかけ、ボールを奪った山口がそのまま相手ゴールに向かってドリブルを仕掛けます。その後ペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。山口のキックは一度相手GKの手に当たるもののゴールに吸い込まれ待望の先制点を奪い1-0とします。

ハーフタイムには前半に多く出た「バックパスや横パスなどの消極的なプレーをなくすこと。そのためにはボールを止めるという自分達の基準をもつこと。その先に相手をとらえることができるということ」を再認識してピッチへと戻りました。

後半は途中出場の選手が不穏な流れを一蹴します。
後半10分には吉田眞が前線からプレスをかけてボールを奪い、ボールは再び山口のもとへ。目の前にいる相手をかわし、ゴール左隅へ右足一閃会心のゴールで点差を2点に伸ばします。
さらには途中出場のエスペダルが再三の決定機を迎えますが、このチャンスを決め切ることができません。
終盤に自分達の時間を作り出すことができましたが、スコアは2- 0で試合終了となりました。

『ボールも体も相手に触れさせず、最短最速でゴールを決める。』
今節、この形を自らの技術で生み出せた回数は0回でした。試合に勝ちはしましたが、自分達が望む目標には遠く及ばないことを痛感させられた試合でした。
やるべきことが分かった中で、どれだけ自分達にプレッシャーかけてトレーニングを積むことができるか。今後の自分達は試されていると思います。

保護者の皆様、サポーターの皆様、本日も熱い応援をありがとうございました。
今節出せなかった観る人を驚かせるようなプレーを、次節では披露できるように練習に励みたいと思います。



(セレッソ大阪和歌山U−15コーチ 田端 勇規)