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高円宮杯U-15 選手権 3回戦 浦和レッズジュニアユース戦|レビュー:

2020.12.22
2020年12月20日(日)高円宮杯 JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会 3回戦
セレッソ大阪U-15 2-6 浦和レッズジュニアユース
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会 準々決勝 浦和レッズジュニアユース戦がJ-GREEN堺S1で行われました。

試合は立ち上がり早々に動きます。
2分に自陣の右サイド深くで起点を作られると、そこからボックス内に侵入されて角度のないところからシュートを決められてしまい、先制点を許してしまいます。
早い時間に先制点を奪われて、慌てることはなかったものの、相手の徹底したDFラインの背後を狙った攻撃に押し込まれてしまって、なかなか反撃に出ることができません。
2ndボールの回収もうまくできずに苦しい時間が続きましたが、20分に左サイドでボールを受けた千葉が中にカットインしながら右足でシュート。コントロールされたシュートが決まり、1-1の同点としました。

しかし、流れは変わらずに相手が優位な時間が続いていくと34分でした。
またしても、右サイドに起点を作られるとそこからクロスをあげられてしまいダイレクトボレーを叩き込まれてしまい、勝ち越しを許します。
失点後の36分に、中央で起点を作った皿良のパスから北浦が決めて2-2として、少し流れを引き寄せる形で前半を終えました。

後半、勝ち越しを目指して立ち上がりから相手にプレッシャーをかけていきたいところでしたが、前半以上に徹底してロングボールを入れてくる相手に対して苦しみました。
自陣深いところまで蹴り込まれたボールを跳ね返せず、2ndボールを拾われて、再三にわたりサイド攻撃を受けてしまいます。
52分、右サイドに起点を作られて、そこからゴール前に侵入されてしまい失点、63分にはCKからヘディングを決められてしまい2-4とされてしまいました。
苦しい展開の中でも2度の決定機を作り出しますが決めきれず、逆に77分と79分にも失点を重ねて、試合は2-6での敗戦となりました。

この結果を受けて、3年生にとってはセレッソでの最後の公式戦となってしまいました。
選手達はしばらく休んだのち、次の目標にむけて、それぞれのスタートを切ることとなります。
これからも常に謙虚に、感謝の気持ちを忘れず、ひたむきに努力を続けて、さらに成長していけるように頑張ってほしいと思います。

最後になりますが、今年はコロナウイルスの影響によって社会情勢が厳しく、活動をすることにも様々な制約がある中で、今大会に参加させていただいたことは、大会関係者の皆様をはじめとする多くの方々のご尽力があってのことだと思います。この場を借りて、深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、温かい応援ありがとうございました。



(セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章)