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関西サンライズリーグ1部 第14節 RIP ACE SOCCER CLUB戦|レビュー:

2022.05.14
2022年5月14日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ1部 第14節
セレッソ大阪U-15 2-1 RIP ACE SOCCER CLUB
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2022サンライズリーグ 第14節 RIP ACE戦がフレスカ人工芝フィールド第2サッカー場で行われました。

立ち上がりからボールを保持して試合を進めていきます。
自陣に引き込んでショートカウンターを狙う相手チームに対して、フリーとなったCBと中盤の選手で後方からしっかりと攻撃を組み立てていくものの、序盤は相手陣地に入ってからのプレーの質が低く、なかなかチャンスへと繋げられません。
15分過ぎから少しずつ相手ゴール前に迫る回数が増えてくると、27分でした。
左サイドの深いところでボールを受けた安田がペナルティエリア内への突破を試みると、この突破が相手DFと交錯する形となりPKを獲得します。
獲得したPKを小野田が決めて貴重な先制点を奪うことに成功しました。
先制点を奪ったことで、勢いを増して攻撃を仕掛けていくと、前半終了間際の39分に後方からのビルドアップと中央での細かいパス交換を基点に、サイドでボールを受けた刈田がグラウンダーのクロス、このクロスにゴール前中央に走り込んだ小野田が合わせます。
このシュートはGKにセーブされてしまいますが、こぼれたボールを上野がうまく押し込んで追加点を奪い、2-0と2点のリードで前半を終了しました。

2点のリードをして迎えた後半、開始直後から守備の仕方を変えてきた相手の背後を効果的に取りながら攻撃を仕掛けていきます。
しかし、10分を過ぎたあたりから相手の圧力を受けて、プレスを必要以上に怖がってしまい、前にボールを運べずに横パスやバックパスが増えて、そこからプレスを受けて押し込まれる展開となっていってしまいました。
押し込まれてからは、スピードのあるワイドの選手の対応に手を焼き、幾度となくCKを与えてしまいます。
何度も危ない場面を作られますが、全員で集中力を切らすことなく、最後のところで体を張り失点を許しません。
その後も苦しい時間帯が続き、45分にとうとう耐えきれずにCKから失点をしてしまいました。
1点を返したことで相手の勢いはさらに増して、自陣に押し込まれる時間が長くなっていきますが、選手達がハードワークをしてギリギリのところで相手の攻撃を跳ね返し続けます。
終盤に小野田がGKと1vs1の場面を作るなど、少し流れを持ち返しますが、追加点を奪うことはできずに試合は2-1で終了しました。

非常にタフな試合となりましたが、選手達の頑張りでなんとか勝利する事が出来ました。
良いプレーもありましたが、全体的に技術水準が低く、まだまだ目指しているプレーを表現する事が出来ていません。
サンライズリーグは一旦中断となりますが、6月から始まるクラブユース関西予選に向けて、チーム全体で課題に取り組んでいきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。

セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章