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関西サンライズリーグ2部 第21節 FCフレスカ神戸戦|レビュー:

2022.09.25
2022年9月25日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第21節
セレッソ大阪和歌山U-15 0-3 FCフレスカ神戸
試合詳細 >
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リーグ上位のフレスカ神戸との対戦。
開始早々、チャンスを迎えます。FW井上が相手DFの背後に抜け出し、GKと1vs1の決定機。シュートはセーブされてしまいますが、試合の入りは良く、うまくボールを前進させながら、相手の背後を狙っていきます。
対してフレスカ神戸は、ボールを奪うとすぐにフィジカル能力に優れた前線の選手にロングボールを送り、強い推進力を武器にこちらの陣内に攻め込んできます。相手のサイド攻撃に苦しめられる時間もありましたが、粘り強く対処し、前半は0-0のまま終了します。

後半も変わらずこちらがボールを保持し、フレスカがカウンターを狙うという構図で試合が進みます。しかし、徐々に、前半終盤から現れ始めていた、ポジショニングの修正の遅さとパスミスが増え、チームが前がかりの状態でボールを失ってしまう危険なシーンが目立ち始めます。
50分にペナルティエリア付近でボールを失ってしまい、強烈なミドルシュートを叩き込まれ、先制を許してしまいます。
直後の51分にはCKを頭で合わされ、0-2。立て続けにゴールを奪われたことが影響したのか、脚が止まり始めてしまいます。
ビルドアップで相手陣内に侵入する回数は多いものの、相手を見てポジショニングを変えたり、慌ててパスを出して奪われてしまうなど、相手のカウンターに繋がってしまう場面が続出。
70分に右サイドでボールを失い、そのまま縦に突破され、クロスの折り返しを決められてしまい0-3。試合はそのままタイムアップ。

痛い敗戦となり、今節の結果で目標としていた1部昇格の可能性が消滅してしまいました。
相手から逃げずにボールを受け、相手陣内に攻め込む点は良くなってきていますが、スピードを上げなければいけない場面での技術ミスはまだまだ向上させていかなければなりません。さらに、一気に劣勢に立たされて脚を止めてしまったことからも、精神的に未熟な部分を露呈してしまいました。
リーグ戦も残り2試合。
最後まで全員の成長に繋がるゲームができるよう、チーム内で競争し、また良い準備をしていきたいと思います。

本日も、サポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、応援ありがとうございました。


セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口 雄一