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ハナサカブログ

高円宮杯U-15 選手権 準々決勝 横浜F・マリノスジュニアユース戦|レビュー:

2022.12.18
2022年12月18日(日)高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会 準々決勝
セレッソ大阪U-15 3-1 横浜F・マリノスジュニアユース
試合詳細 >
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本日、 高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会 準々決勝 横浜F・マリノスジュニアユース戦がアースケア敷島サッカー・ラグビー場で行われました。

試合への入り方が非常に悪く、開始早々の2分に決定機を作られるなど不安定な立ち上がりとなりました。
6分に左サイドからクロスを上げられると、中央で受けられてシュートを打たれてしまいます。このシュートはブロックするものの、こぼれ球を押し込まれてしまい先制されてしまいました。
失点後もしばらくは落ち着かない時間が続きますが、徐々にボールを保持して流れを引き戻していくと、少しずつ攻撃の回数を増やしていきました。
すると、15分に同点に追いつきます。
伏見がDFラインの背後へのパスに出すと、このパスに抜け出した安田がペナルティエリアで倒されてPKを獲得します。このPKを平山が確実に決めて、試合を振り出しに戻しました。
その直後にも19分、20分と立て続けに安田がチャンスを迎えますが、ここは相手GKに阻まれてしまいます。
セレッソも30分にゴール前で相手の波状攻撃を受けて決定的なピンチを作られますが、上山がゴールラインギリギリのところでクリアをして、勝ち越し点を与えません。
お互いに決定機を作り出し、一進一退の試合展開が続く中、33分についにスコアが動きます。
金のスルーパスに反応した小野田がDFラインを突破し、飛び出してきたGKを見て冷静にゴールへと流し込み、勝ち越しのゴールを奪いました。
前半はこのまま終了し、2-1とリードをしてハーフタイムを迎えました。

後半は、立ち上がりから攻守で主導権を握って試合を進めていきます。
攻撃では細かいパスワークと仕掛けからチャンスを作り出し、守備でも前線から積極的にボールを奪いに行く事で相手を圧倒していきました。
54分に自陣での粘り強い守備から平山がボールを奪います。ボールを奪った平山から最前線の小野田へパスが供給されると、パスを受けた小野田がGKとの1vs1を確実に決めて3-1としました。
追加点を奪った後も攻守において相手を上回り、試合を完全に掌握して数多くの決定機を作り出していきます。
試合終盤は集中力を欠いたプレーからピンチになりかけた場面などもありましたが、最後までリードを保ったまま試合は終了。
この結果、12月25日に味の素フィールドで行われる準決勝へと駒を進める事となりました。

反省点も多くありましたが、技術面に限らず、守備の強度や精神面の成長など、選手達がこれまで積み上げてきたことが、少しずつですが結果として表れてきているのを感じます。
来週の試合でも良いプレーが出来る様に、最善の準備をしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章