セレッソ大阪スポーツクラブ

ハナサカブログ

プリンスリーグ関西1部 第6節 東海大学付属大阪仰星高等学校戦|レビュー:

2023.05.07
2023年5月7日(日)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 第6節
セレッソ大阪U-18 2-3 東海大学付属大阪仰星高等学校
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 関西1部リーグ 第6節 東海大学附属大阪仰星高等学校戦が行われました。

悪天候の影響でグラウンドコンディションが悪い中で試合が始まります。
試合開始直後から両チームが主導権を取り合う展開となります。相手はロングボールを前線に配球します。
セカンドボールを保持しようと両チームが激しくぶつかり合います。中盤では相手選手の反応がやや速く、保持されたボールも再度前線に配球してきます。しかしDF船見、平山を中心に冷静に対応し決定機を作らせません。
時間経過と共にグラウンドコンディションに選手は対応します。
相手プレスをしっかりと把握しダイレクトプレーを織り交ぜ前進していきます。
前半13分に得たコーナーキックです。清水が配球したボールは一度はクリアされますが再度清水へ。清水がクロスを配球しボールはファーサイドへ、橋本が相手の前に入りヘディングシュートを放ちます。一度はゴールキーパーに阻まれますが平山が押し込み先制します。しかし更に追加点を奪いたいセレッソでしたが、19分にコーナーキックから失点し同点に追いつかれます。
その後、試合は膠着状態が続きます。
攻撃では、GK/DFラインから相手中盤選手の背中にポジションをとる皿良への配球から一気にチャンスを作り出しますが僅かにパスが合わず得点には至りません。守備では相手のロングボールに対しても冷静に対応し決定機を作らせません。
スコアが動かないまま前半が終了します。
ハーフタイムには再度技術を確認。更に相手のセンターバックを攻撃する事を確認し後半に挑みます。

後半開始早々に試合は動きます。後半3分にコーナーキックを相手に与えてしまいます。
相手はゴール前に人数をかけてきます。冷静に対応しボールを弾き返しますが、ペナルティーエリア外に溢れたボールを豪快に決められてしまいました。開始早々に逆転を許したセレッソは攻撃を強めます。
FW小野田のゴールに直結する動きで相手センターバックが下がった所を、MF皿良のドリブル突破からのシュート放ちますが惜しくもバーの上に外れます。
木實の豪快なミドルシュートから得たコーナキックでは、橋本がヘディングシュートを放ちますが得点出来ません。
勢いに乗るセレッソですが失点を喫します。自陣ペナルティーエリア内、相手シュートをブロックしますがハンドの判定。退場の判定となりました。ペナルティーキックを一度はGK青谷がセーブしますが、相手の反応が僅かに速く追加点を許します。
失点後、数的不利の状況になりますがセレッソは果敢にゴールに迫ります。速いパス交換からの攻撃は一人少ない状況である事を感じさせません。中央を相手は固めますが後半37分、途中出場したFW鈴木がゴール前の混戦状況からボールを押し込み1点を返します。残り時間が少ない中攻め続けますが得点を奪えないまま試合終了となりました。

前節に続き連敗となってしまいました。しかしロングボールへの対応、クロスに対しての対応は選手達の成長を感じさせる試合となりました。攻撃面では決定機を迎える為のパスの精度には課題が残る試合でした。指導者、選手共に課題を受け止めて次節に向かいます。
保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日は悪天候の中となりましたが応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 稲田 康志