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ハナサカブログ

関西サンライズリーグ1部 第1節 ヴィッセル神戸U-15戦|レビュー:

2024.03.02
2024年3月2日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第1節
セレッソ大阪西U-15 5-2 ヴィッセル神戸U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第1節ヴィッセル神戸U-15戦がセレッソ大阪舞洲シャウエッセングラウンドにて行われました。
開幕戦で少し緊張もある中、セレッソ大阪西U-15のキックオフでゲームがスタートします。

ヴィッセル神戸は4-3-3のシステムで幅と深みを上手く使いながらボールを動かしてきます。
立ち上がりから2トップの片山と村上が相手のパスコースを上手く消しながら積極的にアプローチをかけ、相手のミスを誘発しボールを奪いますが、ゴール前でのクオリティが低くフィニッシュまでには至りません。
相手も上手くボールを動かし前線にボールを入れてきますが、最終ラインの長谷川と津田が上手くラインをコントロールしコンパクトな状態でボールを奪い優位にゲームを進めます。
そんな中前半4分。
岡崎からのコーナーキックをファーサイドで受けた森が上手く折り返し、長谷川がヘディングで合わせ1-0とします。
先制後、少し前がかりになってきた相手に対して積極的に背後から攻撃を仕掛けていきます。
前半12分、長谷川からの背後へのロングボールに上手く抜け出した片山が相手の前に入り、ゴールに向けてドリブルで仕掛けたところでペナルティエリア付近でファールをもらい、直接フリーキックのチャンスを得ます。
キッカーの岡崎がゴール右上に綺麗な弧を描いたシュートを決め2-0とします。
セレッソのペースは続き、岡崎の積極的なドリブル突破や、ボランチの力石、森からの配球でチャンスを演出しますが追加点とはなりません。
そんな中前半31分。
相手コーナーキックを高い打点で合わされ失点し、2-1となりますが全員でポジティブな声をかけ次に切り替えます。
失点後も前線からのプレスを積極的に続けゴールを奪いにいきます。
前半35分。相手が後ろ向きになったところを谷口がしっかりアプローチをかけ相手のミスを誘発します。
こぼれ球を力石が回収しペナルティエリア付近で鋭いシュートを放ちます。
一度は相手GKにセーブされますが、村上がリバウンドに反応しシュートを押し込み3-1とリードを広げます。
このまま前半は3-1で折り返します。

ハーフタイムでは、ラインのアップダウンをよりアラートにすること、前半の続きからしっかり入って加点しにいくことを共有し後半に入ります。

後半スタートから、山元、國吉を投入します。
前半からのアクションを継続し、積極的に1列目の山元、國吉が前線からアプローチをかけにいきますが、前半に比べ少しずつ間延びし出したところを相手に使われボールを保持される時間が続きます。
後半8分。
相手コーナーキックをファーで合わされ3-2となります。
サイドから押し込まれる展開が続きますが後半17分。
ショートカウンターから力石→山元へとボールが渡り山元がキックフェイントで相手DFを1枚剥がし國吉へパス。
ボールを受けた國吉が左足を振り抜き4-2とします。
後半18分にも力石がペナルティエリア付近でボールを受けシュートを放ちますが、惜しくも枠を捉えることができません。
後半20分には長谷川の絶妙な背後へのボールに山元が反応し、GKと1対1のシーンを作りますが相手GKのセーブに阻まれます。
お互いに球際の攻防も激しくなり、ヒートアップしていきます。
後半42分。
前線からプレスをかけにいき、セカンドボールを國吉が倒れながら左足でゴールに流し込み5-2とします。
アディショナルタイムにセットプレーのチャンスを与えてしまいますが、最後まで全員で守り切り5-2で試合終了となりました。

前線からの守備や、ボックスからボックスに出ていくというプレーを試合の中でたくさんトライできたことは、今後のプラスになりました。
しかしその中での技術の質を上げていくことはまだまだ課題になります。
次節に向けてしっかりと日常の練習から基準を上げて取り組んでいきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かいご声援ありがとうございました。
今シーズンも長い戦いが続きますが、選手・スタッフ共にに全力で取り組んで参りますので、引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。



(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)