2024年3月2日（土）高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ2部 第1節
MIOびわこ滋賀U-15　2-2　セレッソ大阪和歌山U-15
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選手たちが待ちに待った関西サンライズリーグ開幕戦。気持ちが高ぶる中キックオフしました。

前半立ち上がり早々は相手の勢いに押されて自陣へ押し込まれる展開が続きます。
その状況を打開すべくGK尾藤、DFラインの選手からのフィードを前線がボールを収めて攻撃の起点となり、そこからテンポよくボールを繋ぎます。
またボールを奪われても即時奪回し、徐々にセレッソの流れとなります。
右サイド宮井→FW泉本の効果的な相手DFラインの背後への動き出しからフィニッシュまで持ち込みますが、ゴールの枠を捉える事ができません。
同様に左サイドから吉田泰が相手DFを崩しにかかりますが、今度は相手GKのセーブされてしまい、得点までは至りません。
この自分たちの時間帯で得点できず、逆にこちらのDFラインの背後にできたスペースを使われてしまいます。
前半23分、相手FWがスルーパスに反応し、DFラインを抜け出されフィニッシュを決められて、先制点を許します。
一瞬のスキを突かれてしまい勿体ない失点ではありましたが、ベンチからの鼓舞もあり、顔を上げて1点を追いかける展開となりました。
その後も相手FWのスピードや個人技に何度かピンチを迎えますが、身体を張った守備でなんとか阻止、また粘り強い守備からカウンターで攻勢へ出ていきます。
前半38分、右サイドからDFラインへの鋭い抜け出しに成功し、泉本がそのままゴールへ流し込み、1-1の同点とします。
そのまま前半終了かと思われた直後アディショナルタイムに、またしてもスピードのある相手FWの動き出しに対応できず、失点。前半は1-2で折り返します。

ハーフタイムには相手のプレッシャー・守備の出方を確認し、より効果的な攻撃になるように促し、後半開始。

開始直後は前半同様に相手の勢いに押されてしまうスタートとなり、我慢強く守備をする時間が続きます。
すると後半10分、左サイドから展開されたボールを中央付近で受けた宮井が、一瞬できたシュートコースを見逃さず、右足を振り抜き同点ゴールを決めます。
選手たちは同点ゴールに喜びつつも、前半のミスを繰り返さないよう集中力をより高め合う声かけが見受けられました。
その後は相手のゴールへ向かうプレーに終始苦しい展開が続くものの、交代選手が躍動し、粘り強い守備からカウンターで追加点を狙いにいきましたが、タイムアップ。
試合終了直後は倒れ込む選手もいて、改めて開幕戦にかける意気込みを感じ全力を出し切った様子が、伺えました。

本日も保護者、サポーター、関係者の皆様、応援をして頂きありがとうございました。
これから1年間続いていくリーグ戦ですが、開幕戦から得られた粘り強く戦える事を自信として、ゴールへ向かえる回数、決め切る為に更なる技術の向上を目指していきたいと思います。
引き続き、皆様の熱いご声援をよろしくお願い致します。



(セレッソ大阪和歌山U-15 コーチ　但馬佳樹)