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ハナサカブログ

プリンスリーグ関西2部 第2節 初芝橋本高校戦|プレビュー:

2024.04.13
2024年4月13日(土)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2024 第2節
セレッソ大阪U-18 - 初芝橋本高校
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2024 関西 2部リーグ 第2節 初芝橋本高等学校戦が行われました。

初芝橋本高等学校はロングボールを主体とした攻撃を仕掛けてくるチームです。
試合は立ち上がりからセレッソ大阪U-18が前線から激しいプレスを仕掛け連動した守備でボールを奪いに行きます。
それに対し初芝橋本高等学校は早い段階でロングボールを配球します。
すると前半3分、ロングボールに対しての対応を誤り失点を喫します。
失点後、得点を奪いたいセレッソ大阪U-18は積極的に相手DFの背後へボールを送りますが、自陣DFラインでのパス交換に時間がかかり、5バックに時間を与え有効な配球とはなりません。
それでも前半15分には、DF海保から相手DFライン中央背後へ配球したボールがFW中山の足元へ溢れます。
相手GKが飛び出し、無人のゴールへシュートを放ちますが惜しくも枠を外れます。
前半23分にはDF伏見からMF木實 FW中山の連携から中盤を攻略し、左サイドMF首藤からFW安藤へクロスを配球しますがゴールを奪えません。
サイド攻撃から得たCKでは、MF木實がヘディングシュートを放ちますがゴールとはなりません。
徐々に得点の気配がし始めましたが、またもロングボールから失点を喫します。
早い時間帯で2失点をしましたが、選手達は冷静に試合を進めます。
30分、右サイドの突破からFKを得ます。FW中山が配球したボールをゴール前の混戦からMF手嶋がシュートを放ちます。
相手DFがブロックしますが、溢れたボールをFW中山がゴールに押し込みゴールを奪います。
守備では、ロングボールに対してセカンドボールを拾えず何度かピンチを迎えますがDF伏見やDF藤井を中心に得点を与えません。
集中した対応を続けこのまま前半は終了します。

ハーフタイムでは相手の1STラインの突破の共有。
相手ウィングバックに対しての連携を確認し後半へ入ります。

後半は開始早々に、セレッソ大阪U-18の攻撃が機能し得点が生まれます。
DF海保が勇気を持ってボールを運び、MF首藤 MF手嶋が関わりペナルティーエリア内に侵入しクロスをあげます。
MF木實が落ち着いたボールコントロールからシュートを放ち同点とします。
セレッソ大阪U-18はアグレッシブなランニングから攻撃を続けます。
FW小野田の積極的なランニングで相手を動かし、DF伏見や海保から相手両SBの背後へ配球し相手DFラインを後退させます。
丁寧にボールを前進させる際には、サイドの連携から相手DFの背後をとりチャンスを作ります。
すると後半27分、相手MFの対応が遅れ出した中央を突破します。相手ゴール前に向かうFW小野田へのパスに一度は相手に対応されますが、FW中山の足元にボールが溢れます。相手GKの位置をよく見ていたFW中山がロングシュートを放ち逆転に成功します。
その後はセレッソ大阪は終始攻撃を続けます。安易なボールロストから相手にカウンターを与えピンチを迎える場面もありましたが、DF伏見やDF刈田が粘り強い対応を見せ得点を与えません。
後半ロスタイムには左サイドを突破したMF西川からのクロスを、FW中山がうまく合わせて追加点を奪います。
試合はこのまま終了し今季初勝利となりました。

前節で課題となったゴール前でのクウォリティー。複数得点は果たしましたが、まだまだ得点機会はありましたし得点を奪わなければなりませんでした。
ゴールを奪うという課題において、ゴール前の個人の理解や技術を向上させる事。更にはそこに至るまでのチーム戦術やグループ戦術の向上がゴールに繋がると感じた試合となりました。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、応援ありがとうございました。


(セレッソ大阪アカデミーGKコーチリーダー   稲田 康志)