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高円宮杯U-15関西プレーオフ  2回戦 高槻ジーグFC戦|レビュー:

2024.11.03
2024年11月3日(日)高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ 2回戦
セレッソ大阪和歌山U-15 2-0 高槻ジーグFC
試合詳細 >
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本日、高円宮杯関西地域プレーオフ2回戦 vs高槻ジーグフットボールクラブが有田市健康スポーツ公園BIG SMILE PARKえみくるフィールドで行われました。

試合の立ち上がりはボールを動かし、相手の出方を見ながらプレーしますが、相手の前線からの素早いプレスを剥がすことができません。それでもFW泉本、宮井がDFラインからのロングフィードを収めて、攻撃の起点を作り、ゴール前まで迫りますが、シュートまで持ち込むことができません。
前半10分、ビルドアップのミスから相手へFKのチャンスを与えてしまいましたが、全員が高い集中力を保ち、ゴールを阻止します。その後も膠着した状況が続きましたが、その状況を打開するために、MFの立ち位置を変えて前進することを試みます。また前半30分に米田と結城のポジションを入れ替え、少しずつボールを動かし、前へプレーすることができるようになります。
前半36分、右サイドをタイミングよく駆け上がったDF田中へボールを展開します。田中はサイドの1vs1でドリブルで勝負して局面を打開します。そのままゴール前へクロスボールをあげて、米田がゴール前でヘディングで合わせますが、得点には至りません。その後も相手コートでのプレーを増やし、セレッソのペースで試合は進みましたが、決定機を作ることができず、前半は0-0で終了します。

ハーフタイムには、ビルドアップの際の狙いを確認してフィニッシュまでのイメージを共有します。

後半も前半最後の流れと同様にセレッソが正確なプレーで前進していき、相手のゴールへ迫っていき、少し距離はありましたが、宮井が左サイドからカットインしてシュートしましたが、GKにセーブされてしまいます。
後半10分、MF浦下を投入します。交代直後の後半13分、右サイドタッチライン際で球際の戦いを制したMF谷上がそのままDFを剥がし、タイミングよく抜け出した浦下へスルーパスを通します。浦下は走り込みながらゴール前へ走り込んでいる宮井を確認して、DFとGKの間へボールを1タッチで流し込みます。宮井はスピードに乗ったままGKの頭上を越す技ありのシュートを放ち、先制点を奪うことに成功します。
その後も攻め込んでいる展開ではありましたが、相手の素早いカウンターでピンチを迎えます。後半15分、ゴール前の混戦からシュートまで持ち込まれましたが、GK尾藤がセーブします。後半20分にはCKのピンチを迎え、ペナルティーエリアへこぼれたボールをそのままミドルシュートを放たれましたが、宮井がヘディングでカットします。その後のCKも集中を切らすことなく、相手に得点を与えません。
ピンチをなんとか凌いだ後に得点のチャンスを迎えます。後半30分、左サイド深い位置でFKとなります。ファーサイドへ上げられたボールは途中出場FW磯本がヘディングでゴール前へ折り返します。そのボールにDF田中が素早く反応してゴールへ押し込み、追加点を挙げることに成功し、2-0とします。
その直後にも右サイドを抜け出した浦下を起点に素早いカウンターからゴール前で数的優位を作り、追加点を奪うチャンスがありましたが、シュートまで持ち込むことができませんでした。その後、少し受けに回ってしまい攻め込まれてしまう時間帯が続きましたが、全員で最後まで走り抜き、2-0と勝利することができました。

昨日の試合に続き、緊張感のあるタフな試合となりましたが、疲れを感じさせることなく、ボール、ゴールへの執着心を見せることができましたが、前半の立ち上がりにより高い位置でボールを受けられない、技術ミスなど課題も多く見つかりました。
次の試合まで1週間の準備期間があります。もう一度、チーム内で競争して、互いに技術、戦術を高め合い、11月9日(土)13:30から野洲川歴史公園サッカー場ビックレイクCにて行われる試合への準備をしていきたいと思います。

保護者、サポーター、関係者の皆様、最後まで熱い応援していただきありがとうございました。
引き続き、温かいご声援よろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 但馬 佳樹)