2024年11月9日(土)高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ 準々決勝
セレッソ大阪和歌山U-15 1-5 ガンバ大阪門真ジュニアユース
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本日、高円宮杯関西地域プレーオフ準々決勝 vsガンバ大阪門真ジュニアユースが野洲川歴史公園サッカー場ビックレイクCで行われました。
ガンバ門真ジュニアユースのキックオフで始まった前半の立ち上がりは両チームとも主導権を握ろうと互いに激しくボールを奪い合い、奪ったボールはすぐさまゴールへ向かうプレーとなります。
前半6分、ハーフウェイライン付近で獲得したFKからボールをゴール前へ送ります。そのボールを相手チームがクリアしきれず、右サイドでこぼれ球を拾うと、MF中村から1タッチのスルーパスがFW泉本へ渡ります。迷うことなく右足を振り抜きましたが、シュートは惜しくもGKにセーブされてしまいます。
前半15分、相手のスピードを生かしたプレーで右サイドを崩されてゴール前へクロスボールを入れられてしまいます。GK尾藤も反応しましたが、クリアしきれず、無人のゴールへ流し込まれたかと思いましたが、DF結城がゴールカバーへ入り、得点を許しません。ピンチをなんとか逃れることができたかと思われましたが、相手GKが大きくクリアしたボールがDFラインとGK尾藤の間に落ちます。そのボールを上手く処理することができず、相手FWと入れ替わってしまう状況となり、先制点を奪われてしまいます。
その後もスピードのある相手の攻撃に身体を張った守備で対応して追加点を与えませんでしたが、攻め手を欠くような状況となります。
前半30分、ビルドアップしようとした所でボールを失ってしまい、スピードに乗った相手を止め切ることができず、そのままフィニッシュを決められてしまい、0-2となります。前半はそのまま終了します。
ハーフタイムには、相手のプレーに対して、受け身になるのではなく、準備と予測で上回ること、強い気持ちでプレーすることを確認します。
なんとか1点を返したい後半の立ち上がりでしたが、後半2分、右サイドを突破されてしまい、ゴール前でフィニッシュを決められて0-3となります。それでも諦めないセレッソは後半15分、素早い切り替えでボールを奪いかえし、テンポよくボールをつなぎ、ゴール前中央でFW宮井がチャンスを迎えましたが、決めることができません。
後半25分、途中出場FW磯本がタイミングよく左サイドを抜け出し、ゴール前へクロスを送りましたが、合わせることができません。
少しずつチャンスを作ることができていた時間帯でしたが、後半28分、自陣スローインから相手のプレッシャーを受け、そのままゴール前へ押し込まれてしまい、シュートを決められて0-4。
後半30分、途中出場MF浦下を中心に右サイドを崩し、ゴール前、マイナスに上げたクロスに対して途中出場MF吉田泰が左足を振り抜きますが、決め切ることができず、こぼれ球に宮井が反応してシュートを放ちますが、得点には至りません。
前がかりになっていた後半31分、相手のロングフィード、力強いプレーに対応することができず、失点。0-5となります。
後半40分、CKのチャンスを迎えます。MF谷上が上げたボールは一度フォアサイドへ流れてしまいますが、DF植林が上手くゴール前へ折り返し、MF井岡がヘディングシュート。1点を返して1-5とします。
最後まで諦めることなく、プレーし続けましたが、ここで試合終了となりました。
なんとしてでも勝利して次へ繋げたかった試合ではありましたが、その強い気持ちを上手くコントロールすることができず、力みもあった試合のようにも感じました。
今日の試合でこのメンバーでの公式戦は最後となってしまいましたが、今大会はとても中身の濃い、成長を感じる、また次のステージへ繋がる3試合だったのではないかと思います。今後もそれぞれが次への目標に向けてサッカーへ向き合っていきます。
引き続き、温かく選手の成長を見守っていただければと思います。よろしくお願いいたします。
保護者、サポーター、関係者の皆様、最後まで熱い応援していただきありがとうございました。
(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 但馬 佳樹)