2024年11月10日(日)高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ 準決勝
セレッソ大阪U-15 3-1 宇治フットボールクラブジュニアユース
試合詳細 >
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本日、高円宮杯関西地域プレーオフ 準決勝 vs宇治FC戦が奈良フットボールセンターBで行われました。
連日の試合となりタイトなスケジュールの中で少し疲れた様子が伺える選手たちですが、相手もそれは同じ、タフなゲームになることが予想される本日の試合は相手ボールのキックオフで開始されます。
相手は序盤から前線のサイドの背後のスペースへとロングキックを多用して押し込んできます。DFの山本、西、朴、中辻がしっかり対応してボールを弾き返しますが、タッチラインを割るとそこからロングスローを使ってゴール前へ放り込んできます。そこでもGK坂田の活躍もあり決定機を作らせずにゴールを全員で守ります。しかし前半20分に、相手のロングボールからDFの対応が甘く相手と入れ替わってしまうとそのまま持ち出されシュートを決められ失点を許してしまいます。そしてそのまま前半が終了します。
ハーフタイムでは、前に急ぐのではなく相手はどう守ってきているのかを落ち着いて見て攻撃をすること、簡単にボールを失わないことを確認してピッチへ送り出します。
後半に入りボールを上手く動かし、保持する時間帯も増え相手を左右に揺さぶる展開を見せるなど攻撃に工夫が出てきだすと、後半11分、尾嵜→中辻へとボールが渡ると鋭いクロスを今村が合わせ一度は相手GKに弾かれますがこぼれ球を佐竹が押し込み同点に追いつきます。
勢いに乗りたいセレッソはこのタイミングで徳山を投入して追加点を狙いにいきます。左サイド背後へ抜け出した徳山がペナルティエリア内で相手のファールを受けてPKを獲得。このPKを徳山がしっかり決めて逆転に成功します。
その後相手のロングスローなどの猛攻を受けますが集中を切らさずに全員で防ぎ、終了間際にはカンウターから尾嵜がGKを交わしてゴールへと流し込み3点目を挙げて試合終了のホイッスルが鳴ります。
本日も手汗握る苦しい時間帯が続くゲーム展開になりましたが、失点後集中を切らさずに全員でゴールを取りに行く意識を持ち、それが結果として勝利に繋がったと思います。
次は決勝、しっかりもう一度、チーム内で競争して、一つ一つのプレーのクオリティーを高め合い、
11月16日(土)10:30からOFA万博フットボールセンターAにて行われる試合への準備をしていきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
引き続き、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪U-15コーチ 石川 龍太)