セレッソ大阪スポーツクラブ

ハナサカブログ

関西サンライズリーグ2部B 第2節 高槻ジーグFC戦|レビュー:

2025.03.08
2025年3月8日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ2部B 第2節
セレッソ大阪和歌山U-15 2-1 高槻ジーグFC
試合詳細 >
------
本日、高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 サンライズリーグ2部 第2節 vs高槻ジーグフットボールクラブがJ-GREEN堺にて行われました。
前節の開幕戦、手応えを掴みながらも、勝ち点3を奪うことができませんでしたので、今日は何としても勝利で終えるため、気合を十分に入れて試合に臨みました。

立ち上がりはお互いに慎重な入り方で、ロングボールを武器に前線へとボールを供給する相手に対し、守備の陣形を崩さず連動した守備で相手の攻撃を防ぎます。
お互いに譲らない時間をプレーすること21分、サイドのスローインから体を入れた北野が、相手に押され、サイドの深い位置でフリーキックを獲得。岩本のキックから中央の混戦を押し込もうとしますが、相手のブロックに阻まれ得点には至りません。
徐々にペースを掴み、相手コートに進入する時間を作りながらも得点機には至らず、29分にはサイドのコンビネーションから突破し、GKと1vs1の局面となりましたが、これは惜しくもオフサイドの判定となりました。

なかなか決定機を作り出せないまま、ハーフタイムとなりましたが、自分たちが意図的にボールを動かし、更にチャンスを増やすために、監督からの指示を真剣に聞いている姿が目に映りました。
監督からは、相手のプレッシャーをよく見て、中央のスペースへタイミングよく入ること、ゴール前では相手のMFが下がるため、できたスペースを上手く利用しようという指示が出ました。

後半は相手をよく見てプレーし、前半よりもボールを動かし、相手のコートへ進入する時間が増えました。
すると49分、巧みなポジショニングから池澤が中央でボールを受けると、サイドの峰松へ展開、得意のドリブルからミドルシュートを狙いますが、GKの正面でした。徐々に選手たちの連携が取れ始めた頃、待望の先制点が生まれます。
59分、逆サイドの展開を受けた北野が、スペースへランニングした中村へパス、サポートした岩本へボールが渡り、これを1タッチでクロス、ファーサイドで待ち構えた峰松がヘディングをしたボールを、キャプテンの結城が押し込み、見事な先制点を奪取しました。
その10分後には、コーナーキックのこぼれた球を拾った山本が、個人技を見せつけサイドを突破、クロスの先にはファーサイドで待っていた磯本がヘディングで叩き込み、追加点を挙げました。
その1分後には自陣のミスから失点してしまいましたが、その後はピンチを作らせることなく、集中した守備で相手の攻撃を封じることに成功し、そのままスコアは動かず2-1で貴重な勝ち点3を勝ち取りました。

勝ちきれなかった前節の悔しさをぶつけるかの様に、ピッチ上で勇敢に戦い、仲間を鼓舞し、ベンチの仲間も声を掛け合いながら全員で掴み取った勝ち点3でした。試合後には出れなかったメンバーが率先してチームサポートをしてくれた姿が印象に残り、彼らのサポートなしでは今日の勝利はないと改めて感じさせられました。
彼らを温かく見守り、サポートし、支えてくれている皆様、本日もたくさんのご声援ありがとうございました。
彼らの熱量に負けないよう、我々スタッフも更に努力して参ります。
引き続きよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山 U-15コーチ 山田俊毅)


閉じる