セレッソ大阪スポーツクラブ

皇后杯 準々決勝 アルビレックス新潟レディース戦|レビュー:1点を守り切り、準決勝進出

2021.12.29
2021年12月29日(水)皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝
セレッソ大阪堺レディース 1-0 アルビレックス新潟レディース
試合詳細 >
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皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 vs アルビレックス新潟レディース戦がサンガスタジアムにて行われました。

攻守の切り替えを早くすること、クロスに複数人入り得点を奪うことを目指して試合に挑みます。立ち上がりは、引いて守る相手に対して守備を崩しきることができません。いくつかのチャンスを作るものの得点には至りません。相手はロングボールとクロスで攻撃してきますが、GK山下を中心に集中して守り、攻撃を跳ね返します。お互いにミスが目立ち始め決定機を作り出せず前半終了。

ボールの運び方、 ロングボールとクロスをあげさせない距離で守備することを共有し、後半に入ります。

後半も堅い守備の相手に対して攻め続けます。 徐々にペースを掴み始めた69分、前線でボールを受けた田畑が運び、右サイドを走っていた小山へパス。GKと1vs1で見事にゴール ネットを揺らし、待望の先制点をあげます。その後は相手の足も留まり始め、ボールを握りながらゲームを組み立てます。終盤押し込まれるシーンもありましたが、体を張って守り切り試合終了。

本日の結果によって準決勝に進むことができました。

厳しいゲームの中で、ボールを止めること、蹴ることの技術を発揮できなかったのは課題ですが、全員で走り切って勝利を掴むことができたのは、選手が大きく成長するきっかけとなると思います。

本日は、遠方にも関わらず、サポーターの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、応援していただき誠にありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディース・ガールズ GKコーチ 須山 陽平)