セレッソ大阪スポーツクラブ

なでしこリーグ1部 第3節 S世田谷戦|レビュー:苦しい展開も勝利をつかむ

2021.04.11
2021年4月11日(日)2021プレナスなでしこリーグ1部 第3節
セレッソ大阪堺レディース 3-2 スフィーダ世田谷FC
試合詳細 >
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なでしこリーグ1部、第3節がJGREEN堺S1メインフィールドにて行われました。

 立ち上がりから、攻守ともに勢いを持ち勝利を目指すことを試合前ミーティングで共有し、試合に臨みます。
 開始早々試合は動きます。2分に田畑のパスを百濃がくさびで受け、ワンタッチで浜野、白垣へと繋ぎ、クロスを小山が押し込み先制点を奪います。
 その後、勢いを保ったまま攻撃を仕掛けますが、9分にFKからヘディングで合わされ同点となってしまいます。失点後も慌てることなく、主導権を握ってゴールに向かいますが、31分にCBの縦パスを奪われるとショートカウンターで失点してしまい、逆転を許してしまいます。

 しかし直後の33分、相手DFの背後に抜け出した田中が冷静にゴールに流し込み同点とすると、36分、筒井のロングボールからサイドで小山が1vs1で相手をかわしシュート。ブロックされるもこぼれ球を百濃が拾い、右足を振り抜いて逆転に成功し前半を折り返します。

 ハーフタイムでCBの距離感を適切に保つこと、2列目から背後を狙うことを共有し、後半に入っていきます。
 後半もボールを握りながら相手DFの背後を突きますが、相手の体を張った守備に阻まれ追加点を奪えません。すると、相手のカウンターからロングフィードに飛び出した西中が相手FWと接触してしまい退場となってしまいます。
その後は相手の猛攻を受けますが、全員で集中して守り切り試合終了。

 ボールを握る時間が長い試合でしたが、個人スキルのミスで流れを掴み切れず、苦しい展開となってしまいました。しかし、その中でも勝点3を獲得できたことは選手にとって良い経験となりました。
個人スキルの質を高め、より多くの得点を取れるように来週のゲームに向けて準備していきます。

 本日は応援をして頂いたサポーターの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディース・ガールズ GKコーチ 須山 陽平)