セレッソ大阪スポーツクラブ

夢セレ① 〜休止期間中だからこそ出来たこと〜

2020.05.26
現在、新型コロナウイルスの影響により、Jリーグではリーグ戦が延期中。
セレッソ大阪アカデミーも活動休止中で、選手・スタッフが直接顔を合わすことすら出来ない日々が続いています。

そんな今だからこそ実現した夢先生のセレッソ版「夢セレ」。
アカデミーの選手たちが、トップチームで活躍する選手たちとオンラインで繋がり、日頃プレーに関して感じていることを直接聞いたり、挫折を乗り越えた経験を話してもらったりしました。
同じエンブレムをつけた選手同士だからこそ持てた心の交流。
この空間を共有できた選手たちがまた一つに集まった時、チームメートを良きライバルとして意識し、もっと切磋琢磨できる、そう信じることができる素晴らしい時間となりました。


こんな「先生」がセレッソの未来を創るアカデミー選手たちのために、登場してくれました。

5/12 U-15/U-14 × 都倉賢選手 『人生って何があるかわからない』
ジュニアユース時代、最後の試合はベンチにも入ることができなかった都倉選手。「その瞬間はうまくいかなかったことであっても、将来、あの経験があったからこそ今があると思えることがある、この休止期間中も成長できるチャンス」と緊張でかたまっている選手達を一生懸命ほぐしながら、伝えてくれました。




5/13 西U-15/U-14 × 柿谷曜一朗選手 『徳島へ行って気づいたこと』
中2ですでにユースに参加し、16歳では自信を持ってプロになった柿谷選手。しかしプレーや自身の生活態度でつまづき、「気がついた時には徳島にいた」と語り、香川選手や乾選手と違ってなぜ自分は試合に出られなかったのか、仲間のために走ることの大切さをようやく気付けた経験を伝えてくれました。徳島でチームメートだった六車監督と柿谷選手との掛け合いで、選手も思わず笑ってしまうリラックスした回でした。



 

5/14 U-18/U-17 × 清武弘嗣選手 『人間性は技術を補える』
気持ちの弱さから大事な試合で退場を繰り返し、お前だけはサッカーさせるんじゃなかったと言われた小学校時代。そんな清武選手がプロになり、海外でもプレーしてきた今、気づいたことは人間性が一番大事ということ。
自分は人間性がいい、といっているわけじゃないという清武選手でしたが、「人間性は技術をも補える、これからプロを目指す君達にとって絶対に必要になってくる」と断言。この言葉は今のユース選手にとって、一番のプレゼントになりました。

 

5/15 和U-15/U-14 × 奥埜博亮選手・藤本康太アンバサダー 『サッカーできるのが嬉しくて』
小学校時代、家族の転勤で東京から宮城に引っ越してしまい、週末だけ1人で新幹線に乗って東京のチームで練習した奥埜選手。怪我の影響でベガルタ仙台ユースからトップチームに昇格できなかった経験を語り、「コロナの影響でサッカーができない今、みんなもこれから進路とか心配だと思うけど、自分のやれることをやることが今後の自分につながる、いい選択ができるようにたっぷり時間がある中でしっかり考えて欲しい」と、奥埜選手らしく訥々と伝えてもらいました。