セレッソ大阪スポーツクラブ

夢セレ③ 〜休止期間中だからこそ出来たこと〜

2020.05.28
新型コロナウイルスの影響により、トップチームはリーグ戦が延期中、アカデミーは活動休止の日々が続いています。
そんな今だからこそ実現した夢先生のセレッソ版「夢セレ」。

まだまだ色んな「先生」がセレッソの未来を創るアカデミー選手たちのために、普段は聞けない貴重な話をしてくれました。

 

5/21 U-16 × 清武 弘嗣選手 『ほんとにプロって厳しいって思ってた方がいいよ』
前回の人間性の話をもっと突き詰めて聞かせてくれた清武選手。「なぜ自分がいろんな監督に使われ続けているのか?それはチームあっての自分、監督あっての自分であり、試合に出られなかったら意味がない、そう思ってやっているから。
これからの若い君たちにはうまく自分を出せるように模索していってほしい。自分を振り返る時間を今からでも取ってほしい。若いうちからやっておけば、もし自分が試合に使ってもらえなかったり怪我をしたり、厳しい状況でもうまく自分の中で処理ができるようになるから。」
よりプロの世界が現実的に見えてくるU-16の選手に向けて、清武選手自身が各チームで経験した反省や後悔も踏まえながら、プロの心構えを聞けた貴重な回となりました。

 


5/22 U-13 × 庄司 朋乃也選手・藤本康太アンバサダー 『いつ誰が見ているかわからないから、常に全力でプレーしろ』
言葉で表現するのが苦手な庄司選手でしたが、選手の質問に1つ1つ考えながら答えてくれ、藤本アンバサダーがタイミングよくフォローしてくれながら進みました。
藤本アンバサダーからは、「セレッソはトップチームだけではなく、下部組織、会社のスタッフ全部がファミリーで温かいチーム。ここにいるU-13の選手たちも、同じエンブレムをつけて戦う仲間だから、そういうところも大事にしてほしい、そういうのを積み重ねてトップチームまで上がってきてほしい」そんな言葉をもらいました。


 


5/23 レディース・ガールズ × 柿谷曜一朗選手『同じセレッソで繋がっている』
「男子と女子で立場は違うけれど、セレッソでやっている以上、男子も女子も一緒。セレッソでやっているという意味で繋がっている、そういう風に聞いてほしい」と言って始まりました。
「レディースの8番がいないのはめちゃくちゃ寂しい。今後、8番をつけた選手がレディースを引っ張っていってほしい。」そんな堺レディースへの思いも語られました。終了後、(男子と違って、女子にどんな風に話せばいいのか)むずいっ!と叫んだ柿谷選手でしたが、堺レディースの選手たちには十分思いが伝わった回になりました。



 


5/24 U-10 × 瀬古歩夢選手・藤本康太アンバサダー 『入団して色んな不安もあると思うけど大丈夫』
U-10は瀬古選手がセレッソに入団した年。
入団してからまだ1度も練習ができていない選手に向けて、話をしてくれました。始まる前から楽しみにしていた選手達は、瀬古選手への質問の挙手が止まらず、最後は藤本アンバサダーがたじたじに。
瀬古選手からは、「セレッソ入団おめでとう、これからプロサッカー選手になるためにスタッフの話をよく聞いてサッカーを楽しんでください、自分もみんなの大会結果を気にして見ています」との言葉をもらいました。藤本アンバサダーは、「もうみんなでサッカーができる日は近い、このエンブレムをつけてサッカーをできるワクワク感やドキドキを持って、いっぱい練習して楽しんでください」と締めくくりました。

 


2週間に渡って、トップチームで活躍する選手が、アカデミーの選手に向けて、自分の挫折経験や心がけていること、サッカーの楽しさ、プロの厳しさなど、様々なことを語ってくれた夢セレ。

アカデミーの選手だけではなく、先生役として登場してくれたトップチームの選手も、改めてセレッソ愛やサッカーへの思いを強くしたようでした。

同じエンブレムをつけた選手同士が繋がった今、「先生」が贈ってくれた教訓や励ましを胸に、活動が再開したら、また新たな気持ちでトレーニングに励みたいと思います。