セレッソ大阪スポーツクラブ

U-15女子リーグ関西 第7節 神戸フットボールクラブレディース戦|レビュー:アグレッシブさを見せ最終節に勝利!

2020.10.17
2020年10月17日(土)JFA U-15女子サッカーリーグ2020関西 第7節
セレッソ大阪堺アカデミー 2-1 神戸フットボールクラブレディース
試合詳細 >
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本日、JFA U15女子リーグ2020関西の最終節がビッグレイクで行われました。
立ち上がりからアグレッシブにプレーをしようと試合前のミーティングで確認をして試合に入りました。

前節同様、前線からの守備を強度高く入ります。FWを中心にチーム全体で相手からボールを奪いますが、奪ったボールをうまく繋ぐことが出来ずリズムが掴めませんでした。
選手にビルドアップを丁寧にすることを促し、少しずつボールを握ることが出来ました。しかし、前線の動き出しが重なってしまい、パスの出しどころが無くなり相手に奪われるシーンが多く、チャンスを作ることが出来ません。
そんな中、スリッピーなピッチでボールコントロールが上手くいかず、ミスがゴール前で重なり前半27分に失点をしてしまいます。

ハーフタイムにビルドアップ・ポゼッション・縦パスが入った時の役割を明確にして後半に入ります。
前半よりも左右に動かすシーンが多く観られ、チャンスを作りますが、パス・コントロールの質が上がらずシュートまで至りません。
しかし、後半15分ゴール前で高山がフリーになった所で右足を振り抜き、そのシュートがゴール角に入り同点にします。
そのままの勢いで前線からプレッシャーをかけて追加点を奪いに行きます。
同点で終了かと思ったアディショナルタイムに本谷が左サイドを駆け上がり、切り返して中央にクロス。
一度は弾かれますが、こぼれ球を堀江が拾って相手を外してGKと1vs1を作り出します。
それを冷静に決めて逆転で試合終了。

課題が多い試合でしたが選手たちのアグレッシブさが生んだ勝利だったと思います。
関西リーグは今節で終了となりますが、このリーグ戦で得た経験を活かして再来週から行われる選手権大会を勝ち進んでいきたいと思います。

(セレッソ大阪堺アカデミー監督 日高欣弘)