セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第7節 ディアブロッサ高田U-15戦|レビュー:

2021.08.30
2021年8月29日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2021 関西サンライズリーグ1部 第7節
セレッソ大阪U-15 1-1 ディアブロッサ高田U-15
試合詳細 >
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サンライズリーグ第7節、ディアブロッサ高田FCU-15戦がビッグレイクBで行われました。

相手の勢いを受ける入りとなります。個人個人が積極的に仕掛けてくる相手に対して対人で優位に立てず自陣でのプレーから連続してフィニッシュまで持ち込まれます。しかしDF陣も中央を閉めながら、またGK嶺の好守もあり失点を許しません。
反対に相手の高いラインの背後にボールを送り込みチャンスを作りますがスコアを動かすことができません。
その後も1対1の対応で後手になる回数が多くなかなかマイボールの時間を作れませんがビルドアップから少しずつ変化が見えていきます。
徐々に相手の立ち位置、プレスの開始点を自分たちで判断しながらボールを動かす時間が増えていきます。相手との位置的なズレを作り出し中盤の低い位置で起点を作り出せるようになるとそこから最終ラインと中盤の間で前を向く回数が多くなります。すると前半終了間際の39分、左サイド深い位置に侵入した山本からペナルティエリア角の安田に渡ると思い切りよく右足を振り抜きます。これがゴール右隅に決まり先制に成功します。


暑さで厳しい中、フレッシュな選手を入れて後半を迎えます。
前に積極的に人を出してくる相手の守備に対してGKから効果的にギャップにボールを通しながら組み立てていきます。何度か相手最終ラインの前で起点を作りながらラインの攻略を図りますがことごとくオフサイドにかかり単発な攻撃に終始します。また中央にポイントを作りサイドから速いクロスを狙いますがなかなか質が伴いません。
反対に相手の前線の選手の速さのある仕掛けで何度かゴール前まで運ばれますが最後のところでしっかりと対応します。
オフェンスの選手を投入しながら追加点を狙いにいきますがお互いのタイミング、場所のズレによってフィニッシュがまとまりません。
1点リードで迎えたアディショナルタイム、相手に自陣左サイドに運ばれるとその流れでCKを取られます。一旦は中央で対応しますがファーサイドに流れます。相手のシュートはミートしないもののやまなりのボールがそのままゴールに入り同点に追いつかれます。
わずかな時間でゴールを目指しますが1-1で終了しました。
非常に暑い中でのゲームでお互いに消耗戦となりました。ストレスのある中で発揮できること、できないことが分かったゲームでした。
教訓にすべきゲームを次につなげたいと思います。

本日もリーグ関係者、会場運営関係者のみなさま、多くのご尽力をいただきましてありがとうございました。




(セレッソ大阪U-15コーチ 小松 塁)