セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第15節 ヴィッセル神戸U-18戦|レビュー:

2021.10.17
2021年10月16日(土)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2021 第15節
セレッソ大阪U-18 3-2 ヴィッセル神戸U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 WEST 第15節 ヴィッセル神戸U-18戦がいぶきの森球技場で行われました。

前節から1名メンバーが変わり、 伊藤がスタートからの出場となりました。

前半、神戸はワイドに広くポジションを取り、 こちらの守備間を広げて間に出来たスペースを使おうと、 後方から長短のパスを使い分け、攻撃を仕掛けてきます。

それに対しこちらは、 連動した守備でプレスをかけ中盤でボールを奪い、 カウンターにつなげます。

マイボールはいつものようにGKから繋ぎ、狭い局面を打開、 崩してチャンスを作っていきます。

ただ、チャンスは作るものの、 最後の所で精度を欠き決め切る事が出来ない、嫌な展開。

すると前半の25分、 GKの春名から中盤に縦につけようとしたパスが中央で相手に引っ かかってしまい、カウンターを受けます。PA内に持ち込まれ、 GKと1対1になり仕掛けられた所を春名が引っ掛けてしまいPK を取られてしまいます。

そしてこのPKを冷静に決められて、 非常に痛い先制点を許してしまいます。

前半39分には右サイドDF裏へのロングボールで相手FWに抜け 出されてしまい、 折り返しをフリーで走り込んできた相手の選手に決められて、 追加点を奪われてしまいます。

自分たちのミス、対応の甘さから得点を奪われてしまい、 難しい展開に追い込まれてしまいました。

後半に向けて木下に代えて怪我から復帰した金本を投入し、 逆転を狙っていきます。

すると後半15分、 北野が素早い前線プレスで中盤でボールを奪い、 そのまま自ら持ち込みシュート。 これがゴール右隅に決まって1点を返します。

しかしその直後、 左サイドからのクロスをファーサイドでフリーで受けられ至近距離 からのシュートを打たれてしまいます。 しかしこのピンチにはGKの春名がギリギリのところで体を張って 防ぎ、ゴールを割らせません。

後半20分、 北野から金本へ狭いところを点で合わす見事なパスを通し、 金本もコントロールからシュートを放ちますがこれは惜しくも枠を 捉えられません。

その直後の21分、 後半途中から伊藤に代わって投入された清水が起点となり、 清水から北野への点で合わせるパスが綺麗に通り、 北野がDFラインを抜け出します。シュートをゴールに流し込み同 点に追いつきます。

自分たちが信じてやり続けてきたプレーが形になった見事なゴール でした。

後半32分、 相手陣内右サイドの深いところに侵入した途中出場の石渡が中に折 り返します。このパスに末谷が走り込みシュート。 右足で放たれたボールが、ゴール左に決まり逆転に成功しました。

その後、相手の怒涛の反撃を受けますが、 39分のPA内ゴール間際の至近距離のシュートには、 またしてもGKの春名が立ちはだかり、ゴールを割らせません。

最後まで全員で繋がり、集中した守備をみせて守り切り、 嬉しい初勝利をあげることができました。




まずは大会関係者の皆様、コロナ禍の中、安心安全な大会運営をし ていただきありがとうございました。


そして残念ながら今節はアウェイ側は無観客の試合ではありました が、サポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、いつも温か いご声援ありがとうございます。


待ちに待った初勝利をあげることができました。 この勝利を自信に変えて、 また次節も勝利を目指して準備をしていきたいと思います。




セレッソ大阪U-18 GKコーチ 相澤貴志