セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-15 関西プレーオフ グループD 準決勝 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦|レビュー:

2021.11.08
2021年11月7日(日)高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2021 関西プレーオフ グループD 準決勝
セレッソ大阪U-15 2-2 ヴィッセル神戸伊丹U-15
試合詳細 >
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高円宮杯JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会 関西地域プレーオフ Dグループ 準決勝 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦がHFA明石フットボールセンターで行われました。

試合は、立ち上がりから相手にプレッシャーをかけていきます。
少し引き気味で来る相手に対して、ボールを保持し、後方から丁寧に運び攻撃を仕掛けていきました。
ボールを保持する時間は長くなりますが、最後の部分で崩しきれずに時間が経過していきます。
すると、20分でした。
自陣の右サイドでファールを犯してしまうと、このFKからゴール前中央でヘディングで合わされてしまい先制点を奪われてしまいます。
反撃に出たいところでしたが、この直後の26分にもPKで追加点を奪われてしまい、早い時間で2点のリードを許す苦しい展開となってしまいます。
前半は2点をリードし、さらに守備意識を強める相手に対して、いい形は作るものの得点は奪えずに0-2で折り返すこととなりました。

何とか早い時間に1点を返したい思いで迎えた後半、さらなるアクシデントが起きてしまいました。
ライン際で相手選手ともつれ合って倒れた西川が負傷交代してしまいます。
さらに苦しい展開となり、後半開始から優位に試合を進めるものの決定的なチャンスが作れずに時間が経過していきました。
しかし、70分に右サイドを攻略し、波状攻撃を仕掛けて最後は途中出場の小野田がこぼれ球をボレーで決めて1点を返すと、最後に選手達の諦めない姿勢が実を結びます。
ラストプレーでCKを獲得すると、阿部のキックに対して複数の選手が飛び込みます。
すると、ゴール前で混戦となり、相手のオウンゴールを誘発して土壇場で同点としました。
ゴールと同時にホイッスルが鳴り、PK戦へと突入します。

PK戦は、最初のキッカーの阿部が相手GKの好セーブでストップされてしまいますが、GK嶺が相手の3本目と7本目をセーブ。PK戦を6-5で勝利することができました。
この結果、来週の13日(土)に行われる代表決定戦へと駒を進める事となりました。

非常に苦しい展開でしたが、選手達が諦めない姿勢を示して、なおかつ結果を勝ち取れた事は素晴らしい事でした。
ただ、今日のゲームにおいても技術的にも判断的にも不足していました。
全国大会への切符を勝ち取るためにも、この1週間で更なる成長ができるようにチーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

セレッソ大阪アカデミーGKコーチ
上野 秀章
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