セレッソ大阪スポーツクラブ

全日本女子U-18 決勝 レッズ戦|試合後の監督・選手コメント

2022.01.10
2022年1月10日(月・祝)JFA第25回全日本U-18女子サッカー選手権大会 決勝
セレッソ大阪堺ガールズ 2-1 三菱重工浦和レッズレディースユース
試合詳細 >
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◆池田昌弘監督
自分たちが1年間通してやってきた技術を発揮して、自分たちのペースで進めていけたらなと思って臨みましたが、なかなかそれができず、ずっとレッズさんのペースで進んで、すごく厳しい試合だったなと思いました。

(久しぶりの決勝で緊張は)あったと思います。今シーズンからチャレンジリーグがなくなり、公式戦が少なくなるなかでやっていたので、またこういう場はない中でかなり硬くなっていたなと感じました。
(先制点は狙い通り?)大会を通して立ち上がりにビッグチャンスを作っていたので、そこを決められて幸先よく入れたと思いました。でもそのあとすぐに追いつかれて、そのあとはなかなか自分たちの技術が発揮できなくて、ペースになっていかなかったのは課題だと思います。
プレッシャーがあっても個人でチームではがせたりというところができるように、そういうところがもっと上がっていければいいと思います。

(ハーフタイムには)硬かったので、「もっと楽しもう。こういう場はなかなか経験できないので、もっとチャレンジしよう」と話して送り出しました。
後半も苦しかったですが、よく耐えたと思います。今まではそういう時間帯に失点してそのままずるずると行っていたチームだったので、強さという部分では成長したかなと思います。

(今年のチームのよかったところは)みんなストイックにがんばる選手たちのなので、横のつながりも含めて強いチームだった、一つにまとまって同じ方向を向いてやれたいいチームだと思います。

◆北原朱夏選手
(試合をふり返って)前半最初の1回目の決定機で決めきることができたので、そこで緊張がほぐれたかなと思います。
アップの時点からチームとしてちょっと硬かったです。
そのあと失点もすぐだったのですが、自分たちのサッカーをどうやってしようかな、と考えながらプレーしていました。
相手のDFとボランチの間が結構空いていたので、そこをもっとうまく使えたらよかったのですが…うまく使えていたらもう少し攻めることができたと思います。
今年の最初はチームがうまくいかず勝てないことが多かったのですが、そこでサッカーを変えずにやり続けてやっと完成した、という感じです。

(優勝したことについて)優勝はとってもうれしいのですが、自分としてはまだまだ課題があったし、課題があったからこそ(途中で)下げられたと思いますし、そこを改善してまた次の大会に行きたいと思います。

(今後に向けて)今大会は崩して得点、というのが少なかったのでもっとチームのコミュニケーションやパス、トラップの質を高めて、崩してもっと見ている人が楽しいサッカーを作っていきたいと思います。

◆山内さくら選手
先制して、結構攻めることができる試合なのかな、とちょっと思ったのですが、やっぱり簡単な試合じゃなくて、すぐ自分たちのミスから追いつかれました。

苦しい時間帯というか五分五分の試合が続いたんですが、飯田雫瑠選手が仕掛けて、ファウルをもらってくれて、(FKの場面で)自分で打とうか、ファーに落として決めてもらおうか迷ったんですが、ファーに落とした方がチャンスになるかも、と思って蹴りました。
基本的にCKやFKはファーを狙うのが自分たちの強みなので、それを生かそうかなと思いました。

(ディフェンスの場面が多かったが)めっちゃしんどかったです。サイドは上下動が一番多いと思いますし、逆サイドの栗本悠加選手も自分も、みんなが走り回っていました。もう頑張るしかない、気合いで走るしかないと思ってやっていました。

(日本一になって)正直まだ実感がちゃんとわいていないのですが、ただ単にうれしいです。中学2年生のときに一度日本一になって(U-15プレナスなでしこアカデミーカップ )、それから中3で決勝で負けて、そのあとはずっと2回戦負けとかが多かったので、久しぶりに全国の決勝という雰囲気を味わえただけでもすごい素晴らしいことなんですが、日本一になれたことは本当にうれしいです!

◆吉田琉衣選手
(決勝点について)おとといの試合ではずっと外していて、そろそろ決めないといけないなと思っていたところ、(山内)さくらがすごくいいボールを蹴ってくれて、あとはゴールするだけでした。

(日本一になって)うれしいです!!

(ディフェンスについて)ラインについてはずっと言われていて、意識していた部分でオフサイドを取れたところなどはよかったと思います。