セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース女子関西予選 第3節 INAC戦|レビュー:

2022.06.19
2022年6月19日(日)XF CUP 2022 第4回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)関西地域予選 第3節
セレッソ大阪堺ガールズ 2-0 INAC神戸レオンチーナ
試合詳細 >
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XF CUP2022年 第4回日本クラブユース女子サッカー大会(U18)関西予選第2戦が神戸レディースフットボールセンターにて行われました。

引き分け以上で全国大会出場が決定する試合。緊張の面持ちを持った中でキックオフを迎えます。
立ち上がりはミスを恐れてバックパスが多くなりボールを前へ進めることが出来せん。
守備では相手の立ち位置がなかなか掴めずに戸惑いがあり、守備で対応が遅れてしまいます。
序盤で不用意なファールを相手に与えてしまい、嫌な空気が流れる中でのセットプレーが多くありました。
しかし、中田凪を中心に声を掛け合い、なんとかピンチを切り抜けると選手が試合に慣れだします。
相手センターバックがバックパスをしたボールに和田が連続してプレスをかけ、相手GKのキックミスを誘います。
それを杉本が拾い、中央の佐藤へパス。しかし、そのパスはDFにカットされてしまいますが、少しずつ流れを引き寄せます。
チャンスになりそうな場面は多々ありましたが、最後の質が伴わず、無得点のまま前半終了。

ハーフタイムに背後を取ること・相手が嫌がる選択をすることなどを確認して後半へ挑みます。

後半10分。試合が動きます。
左サイドでボールを奪った杉本が古田とのワンツーでバイタルエリアに侵入します。
その瞬間、センターバックの背中に動きだしていた和田へスルーパス。そのパスを和田がワンタッチでゴールへ流し込み先制することに成功します。
その勢いのまま攻勢に試合を運びます。すると、後半30分。交代で出場した中村が追加点を奪います。前線から奪いに来た相手に対して、ボールを丁寧に繋いでハーフライン付近でフリーになっていた古田へボールを入れます。そして、古田→佐藤→中村と繋いで中村がループ気味のシュートを打ち、それが決まり2-0として突き放します。
最後は中田凪、楠、本谷を中心に守り切り2-0で試合終了。

この結果により、全国大会の出場権を得ることが出来ました。
とても苦しい試合でしたが、出た課題と真摯に向き合い改善していきたいと思います。

本日は保護者の皆様・サポーターの皆様・関係者の皆様、暑い中、ご声援ありがとうございました。

■次戦
第44回皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会大阪府予選2回戦
2022年6月26日(日)11:30K/O@とどろみグランド
セレッソ大阪堺ガールズ vs FC大阪CRAVO・関西大学の勝者

セレッソ大阪堺ガールズ監督 日高欣弘