セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第12節 SOLESTRELLA NARA 2002戦|レビュー:

2022.07.16
2022年7月16日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第12節
SOLESTRELLA NARA 2002 1-7 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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試合開始から、ボールを保持しようとするこちらに対し、相手チームは激しくプレッシャーをかけてきます。
序盤は勢いよく前に出てくる相手にシュートを打たれる場面もありましたが、少ずつプレスにも慣れ始め、こちらのリズムで試合が進んでいきます。
13分、米田空のループシュートで先制すると、14分に小松の個人技がファウルを誘い、PKの判定。これを小松が自ら冷静に沈め、2-0とします。
26分には、須磨のパスに小松が合わせて3点目。さらに30分、北口が相手ペナルティエリア前で前を向いた瞬間、小松が巧みにマークを外し、そこにパスがピタリ。GKとの1vs1を落ち着いて決め、4点のリードで試合を折り返します。

後半も立ち上がりから果敢にゴールを狙います。
43分に岡村羽が強烈なシュートで豪快に5点目を決めると、
直後にも矢野が、須磨、田島との流れるようなコンビネーションで相手を崩し、立て続けにゴールを奪います。さらに54分には右サイドを駆け上がった須磨が相手ペナルティエリア付近でボールを受け、鋭いシュートでゴールネットを揺らし、7-0とします。
その後1点を返されますが、ボール保持しながら前進し、背後を狙い続ける戦い方は変わりません。
終盤は、なかなか縦にボールを入れられず、ハードワークを続ける相手に攻めあぐねる時間帯が続きます。
後半から入った米田翔や井上がゴールに迫りますが、追加点を奪うことはできず、そのまま7-1で試合終了。リーグの後半戦初戦をゴールラッシュで飾ることができました。

今回の試合は、結果、内容共に選手たちの成長を感じた試合でした。
特に、止める、蹴る、受けるの技術が向上してきており、相手のプレスを冷静に攻略しながらゴールを奪い続けることができました。
しかし、まだまだ相手のマークを外し、相手DFの背後でボールを受ける技術は未熟です。さらに多くのチャンスを作り、ゴールを決め、勝利できるように技術を磨いて行きたいと思います。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、応援ありがとうございました。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口雄一)