セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース選手権大会 決勝 横浜F・マリノスユース戦|レビュー:

2022.08.03
2022年8月3日(水)第46回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 決勝
セレッソ大阪U-18 3-1 横浜F・マリノスユース
試合詳細 >
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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会、決勝の相手は横浜F・マリノスユース。
立ち上がりからチーム全員がアグレッシブにゴールを目指す姿勢をみせます。
良い流れのなか前半4分、中盤で清水が前を向くと末谷にラストパス。末谷が相手を1人かわしてシュートを打ちますがポストに嫌われます。続く10分にはスルーパスに反応した末谷がGKと1対1の状況を迎えますが相手GKのビッグセーブにあいます。
1度は防がれましたが、このこぼれ球に反応した皿良が左足でシュートを打ちますが、またもポストに嫌われ先制点を奪えません。
その後も攻め続けゴールを目指しますが、前半19分、相手CKを一度はクリアしますが、クリアボールを再び相手に拾われクロスを入れられます。互いに中央で競り合いますが、高さのある相手に先に触られそのままゴール左隅に決められ相手に先制点を許します。
失点後も流れは変わらず攻め続けますが、スコアは動かず0ー1で折り返します。

後半に入り疲労からか攻守にオープンな展開となります。互いにチャンスはつくるものの、両チーム共に高い集中力を保ち緊張感のある時間が過ぎていきます。
後半32分、攻め続けた姿勢が実を結びます。和田が蹴ったCKを緒方がニアでそらすとファーで待ち構えていた川合がフリーでシュートを打ちます。1度は相手DFにブロックされますが、こぼれたところを再び川合がねじ込み土壇場で1ー1に追いつきます。
更に追加点を奪いに攻め続けますが最後までスコアは変わらず1ー1のまま延長戦に入ります。

延長に入り、互いに疲労がピークを迎えるなか、延長前半9分、皿良が蹴ったCKを川合が頭で合わせ待望の勝ち越しゴールが決まり2ー1とします。
延長後半8分には、皿良からのパスを受けた中山が試合を決定づけるゴールを決め3ー1とします。
その後も互いに攻め続けますがスコアは変わらず3ー1で試合終了となりました。

真夏の非常にタフな環境の中、選手達は常に高い目標を持ち、毎日を大切にしてきた事がこの素晴らしい結果に繋がったと思います。
今後の更なる成長のためにも、選手、スタッフ共にこの経験を活かしていきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、応援ありがとうございました。



(セレッソ大阪U-18コーチ 六車 拓也)