セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15) グループステージ B組 鹿島アントラーズジュニアユース戦|レビュー:

2022.08.17
2022年8月17日(水)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 グループステージ B組
セレッソ大阪U-15 3-0 鹿島アントラーズジュニアユース
試合詳細 >
------
本日、第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 グループステージ Bグループ 第3節 鹿島アントラーズジュニアユース戦が幕別町運動公園陸上競技場で行われました。

負ければ予選敗退の可能性もあり、プレッシャーのかかる中でのゲームとなりました。
試合は立ち上がりから縦に速い攻撃を仕掛けてくる相手に押し込まれる展開となります。
ボールを持てば徹底してDFライン背後を狙ってくる攻撃に、何度も危ない場面を作られてしまいます。
攻撃面でも球際で戦ってくる相手に対して、なかなか思うようにボールを動かすことが出来ずに攻守において相手のペースとなり、我慢を強いられる時間が長くなっていきました。
苦しい展開の中でも、チーム全体が高い集中力で粘り強く対応をしていくことで相手に得点を許しません。
すると、時間の経過とともにボールを保持して、相手ゴールへ迫る回数が増えていきます。
32分には、ボールを奪った流れから右サイドを崩し、増田がサイドをえぐりグランダーのクロスをゴール前に送ります。このクロスは中の選手にはわずかに合いませんでしたが、惜しい形を作り出しました。
その後もボールを保持しながら攻撃を仕掛け、少し流れが変わりそうな雰囲気で前半を終了しました。

後半、立ち上がりから攻勢に出ます。
36分、谷本のパスを受けた小野田、38分にも谷本が決定機を作り出すもゴールを奪うことが出来ません。
得点は奪えなかったものの、立ち上がりのチャンスを含めて勢いを持って後半に入ることが出来ました。
また、後半に入って相手の運動量に陰りが見えだしてきたこともあり、攻守において主導権を握って試合を進めていきます。
43分、ついに試合が動きます。
右サイドの深い位置でボールを受けた増田が、チェックに来たDFと入れ替わる形でペナルティーエリアに進入して、最後はGKをよく見てゴールへ流し込み、貴重な先制点を奪うことに成功します。
勢いの乗るセレッソは49分に安田、50分に小野田が相手GKとの1vs1の場面を作り出しますが、ともにシュートの精度が低く、得点とはなりませんでした。
2つの決定機を逃して嫌な流れになりかねない状況でしたが、その後もボールを奪いにくる相手のプレスをいなしながら攻撃し続けます。
58分、右サイドから攻撃を仕掛けてペナルティーエリアの手前から平山がシュート、このシュートは惜しくもポストに当たりますが、このボールに詰めていた谷本が押し込んで追加点を奪いました。
さらに61分にも増田のクロスが谷本へ渡ります。シュートを打ちにいきますが、判断を変えて安田へのパスに切り替えると、パスを受けた安田がゴール左上隅に決まる技ありのゴールで試合を決める得点を奪い、3-0となりました。
試合はこのまま終了し、3-0で勝利するとともにグループリーグ Bグループを1位で突破して、明後日から行われるノックアウトステージへ進出することとなりました。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章