セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15) ラウンド32 ジェフユナイテッド千葉U-15戦|レビュー:

2022.08.19
2022年8月19日(金)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 ラウンド32
セレッソ大阪U-15 1-1 ジェフユナイテッド千葉U-15
試合詳細 >
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本日、第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 ノックアウトステージ ラウンド32 ジェフユナイテッド千葉U-15戦が帯広の森球技場で行われました。

試合は立ち上がりから落ち着いた入りとなります。
相手は自陣に誘い込んでショートカウンターを仕掛けるために、ブロックを形成してセレッソの攻撃を待ち構えます。
そのため、ハーフライン付近でボールを保持するもののショートカウンターを警戒するあまり、なかなか敵陣へと進入することができずにお互い睨み合いの時間が続きました。
そして、11分に警戒していた形で失点をしてしまいます。
自陣でパスを引っ掛けられてしまうと、そのままゴール前まで運ばれてシュートを決められてしまいました。
非常に痛い先制点を奪われてしまい浮き足立つかと思われましたが、すぐに同点に追い付きます。
相手陣地中央で金が小野田へラストパス、パスは相手DFにブロックされますが、このこぼれ球に反応した金が豪快に蹴り込み、シュートは左上隅に突き刺さりました。
同点とした後も展開は大きく変わることがなく、お互いにペースを握りきれないまま前半は終了しました。

後半も前半と同様の入り方となりますが、38分にこの試合最大のピンチを迎えます。
うまく立ち位置を変えながらボールを動かしてくる相手に対応することが出来ず、自陣深くまで攻め込まれてしまうと、右サイドからクロスを上げられます。
このクロスを逆サイドでフリーで合わされますが、最初のシュートはイシボウがセーブします。こぼれたボールを詰められますが、守備陣が体を張りシュートはコースが変わりバーを直撃、再び混戦の中からシュートを打たれますが、これもバーに当たりギリギリのところで難を逃れます。
このピンチを逃れると、徐々にボールを保持して相手ゴールへと迫る回数が増えていきました。
しかし、ゴール前のクオリティーが足りず得点を奪うことが出来ずに時間が経過していきます。
終了間際にポスト直撃のシュートを打たれたものの、お互いに勝ち越し点を奪うことが出来ずに試合は1-1のまま終了。PK戦へと突入しました。

PK戦では、イシボウの負傷交代で出場していた瀧が活躍を見せます。
相手の2、4人目のシュートを読み切ってセーブをします。
対する先行のセレッソは4人目が失敗したものの、他の4人の選手が全員決め切り、PK戦を4-2で勝利することが出来ました。

途中で足が鈍り、厳しい時間帯もありましたが、チーム一丸となり勝利を掴むことが出来ました。
明日も連戦となりますが、限られた時間の中で最善の準備をしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章