セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15) 準々決勝 ツエーゲン金沢U-15戦|レビュー:

2022.08.21
2022年8月21日(日)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 準々決勝
セレッソ大阪U-15 3-0 ツエーゲン金沢U-15
試合詳細 >
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本日、第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 ノックアウトステージ ラウンド8 ツエーゲン金沢U-15戦が帯広の森球技場で行われました。

試合は、立ち上がりからセレッソがペースを掴んで試合を進めていきます。
チーム全体で前線から粘り強くプレスをかけて、ショートカウンターを仕掛けようとする相手に対して、細かいパスワークとDFラインの背中を使い分けながら攻撃を仕掛けていきました。
すると、開始早々に試合が動きます。
2分、相手陣地でのスローイングから安田がボールを受けると、背負ったDFとうまく入れ替わり、強引にゴールに向かって仕掛けます。ボールはこぼれますが、詰めていた伏見がゴールへ押し込んで、早い時間で先制点を奪うことに成功します。
さらに3分には、相手のクリアボールを上山が相手FWの前でクリアすると、このクリアボールがDFラインの背後に落ち、このボールに反応した安田が冷静にゴール右隅へと蹴り込み、開始3分で2-0としました。
2点のリードをした後も緩めることなく攻撃を仕掛けていきます。
ボールをロストしても素早い切り替えと前線からの守備でボールを奪い返し、そこから攻撃を仕掛けて、相手を相手陣地に押し込んでいきました。
前半は攻守で相手を圧倒して、15分にもCKから上山が追加点を奪って、3-0としてハーフタイムを迎えました。

後半、さらに点差をつけるべく攻撃を仕掛けていきたいところでしたが、攻守においてやるべきことをルーズにしてしまいます。
0−3となり、必死に反撃を試みる相手の勢いを受けてしまう形となってしまい、飲水タイムまでは慌ただしい展開となってしまいました。
そんな中、57分に小野田が右サイドでボールを受けてグラウンダーのクロスを入れると、中央で滑り込みながら安田が合わせるも、相手GKの好セーブで追加点を奪うことが出来ません。
連戦の影響から選手交代を用いてチームに活力を与えたいところでしたが、交代選手がうまくゲームに入ることが出来ずに、逆に相手の勢いに押し込まれることとなってしまいました。
我慢を強いられる展開となりますが、なんとか最後までリードを保ち試合は終了。

この結果、23日に行われる準決勝へと駒を進めることとなりました。
前半と後半で別の顔を見せてしまい、試合運びの面で課題の残る試合となりました。
準決勝はタフなゲームになると予想がされます。中1日ですが、限られた時間の中で最善を尽くしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章