セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15) 決勝 横浜FCジュニアユース戦|レビュー:

2022.08.24
2022年8月24日(水)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 決勝
セレッソ大阪U-15 3-1 横浜FCジュニアユース
試合詳細 >
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本日、第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 ノックアウトステージ 決勝戦 横浜FCジュニアユース戦が幕別町運動公園陸上競技場で行われました。

大会初戦で0-3で敗れている相手と再び決勝戦の舞台で対戦することとなりました。
試合は、お互いに技術を大事にするチームということもあって、立ち上がりから中盤での攻防が繰り広げられます。
12分、左サイドからのクロスを小野田がコントロールからシュートを打ちますが、シュートはGKの正面に飛びました。
その後、相手のパスワークに押し込まれ守備の時間が長くなりますが、ギリギリのところで相手の攻撃に対応して、失点を許しません。
粘り強い守備から少しずつ自分達の時間を増やしていくと、平山のパスから小野田が決定機を作り出すなどしますが、得点には至りません。
このままスコアレスで前半を折り返すかと思われた、35分でした。
刈田のCKをCBの上山がファーサイドから打点の高いヘディングを叩き込み先制点を奪うことに成功、1-0でリードをして前半は終了しました。

リードをして迎えた後半、ボールを保持して自分達のリズムで試合を進めていきます。
細かいパスワークを中心に攻撃を仕掛け、ボールをロストしても素早い切り替えと前線からの素早いチェックで相手の攻撃を阻み、優勢に試合を進めていきました。
すると、63分に安田のシュートのこぼれ球をファーサイドにいた伏見が押し込み、70分には、金のパスを相手を外して受けた小野田がボールを運んでゴールへ蹴り込みました。
立て続けに追加点を奪って、3-0として勝負を決めました。
最後は、相手の粘りの前に72分に失点をしてしまうものの、このままリードを守り抜き、3-1でタイムアップ。
クラブユース初優勝を飾り、アカデミーとしてもU-18、ガールズに続きクラブユースの全てのカテゴリーを制覇する快挙を達成することが出来ました。

関西第7代表として出場し、大会前は優勝を狙える力はなかったと思います。
しかし、厳しいレギュレーションや様々なアクシデントを乗り越え、全国の強豪チームと対戦する中で鍛えられて、選手達は試合を重ねるごとにものすごい成長を見せてくれました。
ただ、これで終わりということはなく、選手達にはこの経験をきっかけに更なる飛躍をしてほしいと思いますし、我々コーチングスタッフも成長を促していけるようにサポートしていきたいです。

最後になりますが、今年もコロナウイルスの影響によって社会情勢が厳しい中、活動をすることにも様々な制約がある中で、今大会に参加させていただいたことは、大会関係者の皆様をはじめとする多くの方々のご尽力があってのことだと思います。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠い北海道まで足を運んでいただき、温かい応援ありがとうございました。




セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章