セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 前期 大商学園高等学校戦|レビュー:

2023.05.20
2023年5月20日(土)U-18女子サッカーリーグ2023 関西1部 前期
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 2-2 大商学園高等学校
試合詳細 >
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本日、舞洲人工芝にてU-18女子サッカーリーグ 大商学園戦が行われました。
タイミングの共有・時間の共有・そのための技術の発揮などを確認して試合へと入りました。

試合は立ち上がりから動きます。自陣で西村からパスを受けた牧之瀬は、縦へパスを送ります。そのパスを受け取った中村がサポートに入った飯田へと繋ぎ、センターバックの矢印を外した池田へスルーパスを通します。そして、池田から逆サイドを走り込んできた竹田へと展開してGKと1対1に。竹田はその1対1を冷静に決め、開始2分で先制に成功します。
その後も近い距離間の中で相手と駆け引きをしながらボールを動かします。
前半11分には、相手のロングボールを四本がヘディングで中村へ繋ぎます。そして、その中村が左サイドを強引に突破して中央へクロスをあげます。そのクロスは後ろから上がってきた玉村へ繋がり玉村が冷静に蹴り込み2-0とします。
その後、前線からの圧力が増した相手に対して攻め込まれる場面もありましたが、天野を中心とした四本・西・竹田・安田のDF陣の対応でなんとかゴールを守ります。
すると、前半30分。ハーフライン付近でボールを奪った池田から、素早い切り替えで背後へと動き出した中村へパスを送ります。ペナルティーエリア角付近でボールを持った中村からサポートへ入った飯田へ。その飯田から玉村→中村→玉村とペナルティーエリア内を崩し、玉村がシュート。決まったかと思われたシーンでしたがGKに防がれ2-0のまま前半は終了。
ハーフタイムには圧力が増すからこそ、技術とタイミングを大切にすることを共有して後半へと入りました。

後半4分にビルドアップを相手に奪われてしまい、右サイドからシュートを打たれます。一度は天野が防ぎましたが、こぼれ球を押し込まれ2-1とされます。その後、前半がオーバーペースだったせいか、次第に足が止まり出し全体の距離が遠くなりボールが上手く動きません。
しかし、それでも選手はボールを丁寧に運ぼうと取り組みます。
すると、四本→牧之瀬→玉村と中央を崩し、背後へと抜け出した池田へ玉村からスルーパスを送ります。GKと1対1となった池田でしたが、上手くGKに防がれ追加点とはなりません
このまま試合終了かと思われたところでミドルシュートを決められ同点にされて試合終了。

課題となる部分はたくさんありましたが、同時に成果も多く出た試合となりました。
その課題と成果をもう一度検証して、来週から始まるクラブユース関西予選に向けて頑張りたいと思います。

本日は応援に駆けつけて頂いたサポーターの皆様・保護者の皆様、ご声援ありがとうございました。



セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高欣弘