セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ2部 第10節 S.C.INTERNACIONAL JAPAN戦|レビュー:

2024.09.16
2024年9月16日(月)U-13サッカーリーグ関⻄2024 ヤマトタケルリーグ 第10節
セレッソ大阪和歌山U-15 3-4 S.C.INTERNACIONAL JAPAN
試合詳細 >
------
U-13サッカーリーグ 2024 関西ヤマトタケル2部第10節vs S.C. INTERNACIONAL JAPAN U-15がフレスカ人工芝フィールド第2にて行われました。

猛烈な暑さの中での試合となりました。後期最初の試合なので幸先の良いスタートを切りたい一戦でした。
前半3分に、相手のセットプレーをクイックリスタートで背後に蹴られ、ボールをうまくクリアできずに拾われて先制点を奪われてしまいます。
失点をしたことで相手に勢いを与えてしまい、攻撃でも冷静さをかけるプレーが目立ちました。そんな中、前半15分には相手のフリーキックをクリアしきれず追加点を奪われてしまいます。
その後は徐々にボールが意図的に動き始め、相手のゴールに迫る形も多く作りましたが、最後のクオリティが上がらず得点とはなりません。良い時間もありながら前半アディショナルタイムにはカウンターを受け、シュートのこぼれ球を押し込まれ0-3と突き放されてしまいます。

ハーフタイムには、最終ラインの下げるタイミングと攻守においてBOX to BOX(自陣のペナルティエリアから相手側のペナルティエリアまで)のスプリントで負けないこと。最終局面におけるシュートの決断と準備も含めた質をあげることを確認して後半に向かいました。

後半は代わって入った樋川、岩本が積極的にボールを呼び込み、巧みにボールを動かし相手ゴールに迫ります。
シュートの数も増えていた時間帯ではありましたが、後半15分にはCKのこぼれ球を押し込まれ追加点を奪われてしまいます。苦しい展開ではありましたが、攻撃を繰り出し続けます。
後半20分には途中出場のFW岩橋が左サイドを突破しクラスを供給。小酒井がニアで潰れ、流れたところに左SBの大島が押し込み1点を返します。
攻撃の手をやめないセレッソ大阪和歌山は後半25分に、相手陣内中央でもらったFKをCBの黒川が強烈なシュートを放ちクロスバーから跳ね返ってきた所をMFの松田が押し込み2-4と点差をつめます。
続く後半29分には、左サイドの岩本から右サイドへ展開、MFの畑が絶妙なボールコントロールからオーバーラップをした小酒井に相手DFを引きつけてラストパス。強烈なシュートを叩き込み1点差まで詰め寄ります。
アディショナルタイムにも自陣右サイドでボールを受けた小酒井が相手の最終ラインへ絶妙なアーリークロスを供給。FWの岩橋が相手DFと入れ替わる形となり一対一の局面を迎えますが、ボールは無常にも枠を外れます。
最後まで諦めない姿勢を見せましたが、3-4のまま試合は終了し敗戦となりました。

ロングボールを多用してくる相手に対して、対応するまでに時間をかけてしまいました。また、守備での難しさを攻撃にも引きずってしまったことは大きな課題だと思います。この試合での経験を選手としての成長に変え、次の試合では勝利をたぐり寄せたいと思います。

本日も保護者、セレッソファミリーの皆さま、応援していただきありがとうございました。
引き続き、熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 田端 勇規)