セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15)関西大会 ブロック準決勝 FCフレスカ神戸戦|レビュー:

2025.06.08
2025年6月8日(日)第40回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 ブロック準決勝
セレッソ大阪U-15 3-2 FCフレスカ神戸
試合詳細 >
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本日、第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関西大会 Aブロック準決勝がフレスカ人工芝フィールド第2ピッチで行われました。

昨日、今日と連戦で行われ疲労が残るなかでの試合ですが、状況下は相手も同じ。どれだけ相手より高いクオリティを出し、勝ちたいと思う気持ちが相手より上回れるかが勝負になってきます。
試合は相手ボールのキックオフで開始します。相手は前線へロングボールを多用して攻めてきます。
それに対してセレッソ大阪はDFライン4枚の安定した守備でチャンスを作らせず、マイボールにするとテンポよくボールを動かし、相手が前からプレスをかければ上手く背後を取るなど自分達のペースを作っていきます。そして左サイドで抜け出した米山のクロスに金森が合わせますが、これは枠内を外してしまい決めきることができません。その後も右サイドから飛び出しフリーで受けた篠原がシュートを放ちますが、これもニアポストをかすめ決めれず決定機を逃してしまいます。
すると自陣右サイドでボールを失うと、そのままドリブルで突破されクロスに合わせられてしまい失点をしてしまいます。そして前半が終了します。

後半の頭から紙谷、玄を投入して流れを変えにいきます。
すると後半開始直後のことです。田中がドリブルで中へ侵入し足立がボールを受けて前を向き、タイミングよく背後へ抜け出した紙谷へボールが渡るとこれをしっかりとゴールへ流し込み同点に追いつきます。紙谷が後半開始わずか30秒で流れを変える活躍を見せチームに勢いをもたらすと、今度は米山がドリブルで前線へと持ち出し金森とのコンビネーションで相手陣内を崩しきっちりとゴールを決めて逆転に成功します。
その後も攻撃の手を緩めることなく攻め続けるセレッソ大阪は、相手陣内深く左サイドで紙谷が相手を引き裂くドリブルでペナルティエリア内に侵入し、ゴール前でフリーになっていた足立へとパスを通し、これを落ち着いて決めてスコアを3-1と広げます。
しかしその後、少しの油断から相手に背後を取られてしまい失点をしてしまいます。
これ以上、失点をすることが許されないセレッソ大阪は全員で集中してハードワークをしてゴールを守ります。そしてそのまま試合が終了します。

前半に1点のビハインドから後半に逆転をして苦しい試合展開の中、勝利できたのはまた一つチームとして成長できた試合だったと思います。
これからもタフな試合が続きますが、チーム全員の力で1つ1つ乗り越えて、必ず全国への切符を掴み取りに行きたいと思います。
来週の6月14日(土)にブロック決勝 vs京都サンガF.C.U-15が宝ヶ池公園球技場で行われます。
また全員でいい準備をしてチーム一丸となって挑みたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
引き続き、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪U-15コーチ 石川 龍太)


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