セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース女子関西予選 INAC神戸レオンチーナ戦|レビュー:

2025.06.22
2025年6月21日(土)第7回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)関西地域予選
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 2-0 INAC神戸レオンチーナ
試合詳細 >
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第7回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)関西予選第4試合が開催されました。

すでに先週の試合で全国出場権は獲得していますが、関西1位をかけたライバルとの最終節、絶対に負けられない一戦です。
梅雨が明け、非常に暑い天候の中でのキックオフとなりました。
相手のキックオフで試合開始。しばらくは、相手の連動したハイプレッシングに対して後ろから丁寧に組み立てることにこだわりすぎて、押し込まれる時間が続きます。
10分までに2度のコーナーキックを許すも、なんとか跳ね返し凌ぎます。モビリティを出して、少しずつ前進を成功させ相手陣内に侵入すると、17分には中村が仕掛けからこの日初めてのシュート。惜しくもGKにセーブされます。給水後も一進一退の攻防が続き、1回ずつピンチとチャンスを迎えますがスコアは動かず。0-0のままハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムには、攻撃時にボールをおさめたい場所の共有と、守備の狙いと連動を再確認して、後半に向かいます。

後半開始早々、相手のサイドチェンジに後手を踏み、クロスをフリーで合わせられますが、GK天野が反応しゴールを守ります。
逆に直後の36分。相手のビルドアップをSH中村が回収しVO牧之瀬にラストパス。狙い澄ましたミドルシュートが右隅に決まり、値千金の先制点を奪います。
その後、相手のシンプルなフィードや右サイドを起点にしたクロスからゴールに迫られ守備の時間も続きますが、ゴールは破らせません。
すると50分には、再び相手陣でのハイプレッシングから中村がボール奪取。林祐とのワンツーで最終ラインを抜け出して左足を振り抜きゴール。2-0とします。
51分には守備の安定と追加点を狙い、怪我から復帰したCB四本を投入。
追加点は奪えずともきっちりゲームを締め、2-0のまま試合終了、関西首位で全国大会の出場を決めることができました。

4月のリーグで悔しい敗戦を喫した相手に勝利できたことは、チームにとって確かな自信となりました。
さらに成長した姿で全国大会に臨めるよう、課題に向き合い、チーム内で切磋琢磨しながら、7月のU-18リーグでも挑戦を続けてまいります。

本日も暑い中、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)


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