セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 日ノ本学園高等学校戦|レビュー:

2025.10.13
2025年10月13日(月)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 0-4 日ノ本学園高等学校
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が開催されました。
相手は前期に5-1と勝利した日ノ本学園高等学校。
9月を思い出す暑さの中、無失点勝利を目指し、ゲームの入りを意識してキックオフを迎えました。

相手ボールで試合開始。
序盤はセレッソのペースで試合が進みます。8分、CB西村からFW玉村へ楔、おとしをVO牧野瀬が背後に抜け出すSH林優へ。GK頭上を狙ったシュートは惜しくも枠を外れます。その3分後には中央でVO林祐からFW玉村を経由し、FW田村へ。角度が難しい中シュートを打ち切りますが、GKに弾かれます。さらにその3分後にはCB西が2列目から抜ける林優へ丁寧なフィードを送りますが、これはシュートに至りません。
逆に15分、相手のビルドアップから前進を許し相手が右サイドからペナルティエリアへ侵入。守備陣が対応するも相手のゴールへの執念が上回り、グランダーのクロスを合わせられ失点。追う展開となります。
追いつきたいセレッソは、守備の修正と攻撃の活性化のため、ピッチ内でポジションを変更して次のチャンスを伺います。40分にはVOに変わった西村が2列目からポケットラン、44分には左サイドで得たフリーキックを牧口が頭で合わせますが、ゴールネットを揺らすには至らず。0-1で前半を折り返します。

ハーフタイムには、失点に繋がったクロス対応と中盤のスライドでやるべきことの確認、攻撃ではビルドアップで相手の守備の急所の使うこと、崩しの局面ではGKの守備範囲を踏まえてハーフレーンを使うことを確認し、後半に向かいます。

できるだけ早い時間帯に追いつきたいセレッソは52分、安田からのパスで玉村が抜け出しGKと1対1の得点機を作りますが、シュートはGK正面へ。すると直後に間延びしたセレッソ守備陣から相手SHが抜け出し、右足を一蹴してサイドネットに突き刺し0-2。リードを広げられます。
その後はボールは保持するものの、ペナルティエリア内で決定的な場面を作れず、また、警戒していた相手両サイドアタッカーの推進力を止められずピンチも迎えながら時間が進みます。66分の相手コーナーキックはGK原田が飛び出して跳ね返し、二次攻撃がファーに溢れ詰められますが、再び原田と安田の必死のブロックで弾きます。もう一つ我慢したいところでしたが、直後のコーナーキックを直接決められ0-3。点差が開きます。
まずは一点を返したいセレッソは、金井と瀧本を投入し、ギアを上げます。ゴールへ向かう姿勢を立て直し、シュート数を増やして得点の糸口を探りますが、ゴールは遠いまま。すると終了間際に、ゴール前中央の甘くなったところを突破され、ダメ押しの失点。
0-4で試合終了となりました。

攻守の質、メンタルの面、全てにおいて相手に上回られての敗戦となりました。
これが我々の現在地で、掴みたいものがまだまだ先にあることは今日の点差からも明らかです。
現実に向き合い、言い訳を捨てて、自分たちに矢印を向けて目指す場所に近づけるよう日々取り組んでいきます。

本日も、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)


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