2025年10月25日(土)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 20-0 神戸FC
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が開催されました。
前節、日ノ本戦の敗戦で順位を3位に落としたものの、優勝の可能性を手繰り寄せるために内容、結果ともにこだわりたい一戦です。
セレッソボールで試合開始。出足よく相手陣内で試合を進めます。
試合の口火を切ったのはこの日初先発となった岩佐。11分、VO林祐の仕掛けからATサードに侵入、シュート、クロスを相手に何度か阻まれた後、こぼれを押し込み先制に成功します。
サイド、中央と相手を揺さぶり、13分にはVO牧之瀬からラストパスを受けたSH林優がDFを振り切ってフィニッシュ、15分には2トップの田村と古田が中央から崩して3点目を奪います。守備ではCBの西村、西、GK原田を中心にリスク管理を徹底して相手に起点を作らせません。
22分、再三攻撃参加を見せていたSB竹田からの折り返しを林優が押し込み追加点。
相手のゴール前のブロックを崩せず停滞の時間もありましたが、終了間際には、倉田、田村も得点をあげ、9-0で折り返します。
ハーフタイムは、リスク管理を後半も徹底すること、単調になりつつあるサイド攻撃をより相手の脅威になるよう変化をつけることを確認して後半に向かいます。
47分、左サイドのスローインが林祐、後半から投入のSH越智を経由して古田へ渡り、GKの位置を見て落ち着いて左隅に決めます。
左サイド中心に果敢に仕掛けてシュートやクロスを放つ中、68分に越智のシュートのこぼれを古田が押し込み追加点。給水を挟み、VO高木、SB古川を投入し、ポジションの並びを変えて残りの時間に臨みます。
再開後のDFサードで処理がもたついたところを相手に奪われシュートを許しますが、GK原田が弾き唯一のピンチを凌ぎます。
その後も複数の選手が関わりながら、カウンターを含めた多彩な形でゴールを奪い、20-0で終了しました。
一人ひとりが貪欲にゴールに向かい、緊張感を最後まで継続して無失点での勝利を収められた点は、次につなげていくべき収穫となりました。
11月はプレミアリーグ、選手権関西予選、そしてU-18リーグの学芸高校戦と、大切な試合が続きます。
後期ここまでの3ヶ月で得た経験をしっかりと振り返り、11月が個人・チームともにより成長する1ヶ月になるよう、日々取り組んでまいります。
本日も、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)