2025年11月15日(土)高円宮杯JFA第37回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ 決勝
セレッソ大阪U-15 1-0 長野FC
試合詳細 >
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本日、高円宮杯関西地域プレーオフ 決勝 vs長野FC戦が鶴見緑地第1球技場で行われました。
勝てば全国大会出場が決まり、負ければ3年生最後の公式戦となってしまう重要な試合は、素晴らしい天気に恵まれ緊張感が漂う中、長野FCボールでキックオフされます。
立ち上がりからパス回しでボールを握り、サイドチェンジなどを有効的に使い、相手を揺さぶりゴール前まで侵入していく場面が続くセレッソ大阪ですが、最後のフィニッシュまではいくことが出来ません。
相手はこちらのSB背後を狙ってロングボールを蹴りそこからの仕掛けであったり、2ndボールのこぼれたところからの攻撃を狙って攻めてきます。しかし、空中戦や1対1での強さを見せるセレッソ大阪のDF陣に対して相手は上手くチャンスを作れません。その後もセレッソ大阪は決定機を何回か迎えますが、ものにすることが出来ずに試合が動かないまま前半が終了します。
攻撃の流れを変えたいセレッソ大阪は、後半頭から足立、大田に代え伊東、紙谷を投入します。後半、交代で入った2人が激しくプレスをかけたり、攻撃面では伊東が背後へのスプリント抜け出す場面であったり、紙谷が起点となり攻撃を組み立てるなど2人の活躍で流れが大きく変わり始めます。
すると後半18分、ようやく試合が動きます。左サイドでボールを受けた田中がドリブルで仕掛け、そのまま左足を振り抜きゴール右隅へ突き刺すシュートを決めて先制点を奪います。田中のスーパーゴールで会場のボルテージも最高潮に達します。
その後も果敢に攻めますが、相手も最後の最後まで得点を奪いに攻めてきます。しかし、決して隙を見せないセレッソ大阪は最後まで全員でゴールを守り切り、ここで試合が終了します。
今日の勝利で、高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会に出場することが決定しました。
勝利を一つ一つ積み重ね、全国大会という、また一つ大きく成長できる舞台を自分たちの力で掴み取れたのは大きな成果です。
ただし、ただ出場できただけでは意味がありません。そこで一つでも多く勝ち進み、自分たちの力を出し切って優勝という2文字を勝ち取りにいかないといけません。そのためには、この関西予選で出た課題に対してチーム全体で取り組み、本戦までの時間をどう過ごすかがとても重要になってきます。悔いのない試合ができるように、選手、スタッフ全員が一丸となって全国大会に挑みたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
引き続き、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪U-15コーチ 石川 龍太)