2025年11月24日(月)第3回関西U-18女子サッカー選手権大会 兼 JFA 第29回全日本U-18女子サッカー選手権大会 関西大会 決勝
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 0-1 INAC神戸レオンチーナ
試合詳細 >
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JFA 第29回全日本U-18女子サッカー選手権大会 関西大会 決勝が開催されました。
全国大会への出場権はすでに獲得していますが、関西1位の座を掴むために、絶対に負けられない一戦です。
INACのキックオフで試合開始。
前線から連動したプレスで相手の前進を封じます。しかしボールを回収するも、相手の守備を脅かす攻撃には至りません。
逆に奪い返した後の攻撃への切り替えが安定せず、5分には左サイドからシュートを打たれます。
そんな中迎えた19分、左サイドのビルドアップで詰まったところを奪われ逆へ展開、クロスに対し、一度目二度目は弾き返したものの、最後に相手に押し込まれ先制を許します。
同点に追いつきたいセレッソ、開始から続けてきたプレッシングでリズムを作りかけますが、アタッキングサードに入っていくことができません。
30分以降は次第に相手の守備の圧力を受けて自陣でロストが増えていき、33分、40分と決定機を作られますが、いずれもシュートはゴール脇にそれて事なきを得ます。43分には中央からの突破を許し打たれたシュートをGK関口が弾き出します。相手のペースのまま0-1で前半を折り返します。
ハーフタイムには、攻撃の狙いと使いたいスペースの確認、守備のスイッチの入れ方を共有して、フレッシュな田村、池田、林優を投入して後半に向かいます。
53分、FW2枚のプレッシングから高い位置でボールを奪い、SH林祐が最初のシュートを放ちます。二度のコーナーキックはゴールに至らず、直後に相手の中央からの展開でピンチを迎えますが、全員で凌ぎます。その後64分、69分と左サイドを起点に林祐、飯田、牧之瀬の崩し、牧口の縦パスなどからゴールに近づく機会を増やすセレッソ。一番のチャンスは78分。自陣ビルドアップでGK関口から牧之瀬へ、池田が抜け出して時間を作り、最後は林祐の狙い澄ましたシュートでしたが、惜しくもバーに跳ね返されます。終盤はオープンな展開になり、アディショナルタイムでSH林優の仕掛けからコーナーキック獲得。ラストチャンスにかけて全員で得点を奪いにいきますが、相手の分厚い壁が立ちはだかりゴールネットを揺らせず。0-1で試合終了となりました。
ライバル相手に、一昨日に続く1点差での悔しい敗戦となりました。
優勢な時間に決め切る力、劣勢でも耐え凌ぎ、逃げずにやり切る力など、今のチームに必要な部分をこの二試合で再確認することができました。
接戦の中で勝利を手繰り寄せられるチームに成長できるよう、全国大会までの残りの時間の日常に重きを置いて、取り組んでいきたいと思います。
保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援を本当にありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)