2025年12月14日(日)高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会 2回戦
セレッソ大阪U-15 0-2 横浜F・マリノスジュニアユース
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会 2回戦がニンジニアスタジアムで行われました。
昨日の試合で怪我人も出ており、連日の中でベストな状態とは言えませんが、それは相手も同じ状況です。どちらがタフに戦えるかが鍵となる2回戦は、相手ボールでキックオフされます。
立ち上がりからボールを中央、左右と動かしボールを握るセレッソ大阪は、前半早々に決定機を多く作りますが、決めきることができません。すると、相手にコーナーキックのチャンスを与えてしまうと、それをヘディングで合わせられて失点をしてしまいます。
しかし、焦らずに自分達のサッカーで丁寧にボールをテンポ良く繋ぎ相手ゴールへ向かいますが、相手の粘り強い守備とGKに阻まれ、ゴールを割れません。そしてそのまま前半が終了します。
流れを変えたいセレッソ大阪は、後半頭から紙谷、篠原を投入します。交代で入った紙谷が背後へ力強い抜け出しを見せ、少しずつ試合の流れをこちらへ引き寄せていきます。しかし、その中で得たチャンスも相手GKに阻まれ、得点を挙げることができません。
そして、試合終了間際には、自陣中央でのパスミスからショートカウンターを受けてしまい、これを決められ追加点を許してしまいます。
最後の笛がなるまで諦めないセレッソ大阪は、果敢に相手ゴールへ攻め込みますが、無惨にもここで試合終了のホイッスルが鳴ります。
最後まで戦い抜いた選手たちでしたが、結果はここで敗退となってしまいました。
そして、この敗戦をもって、3年生の公式戦が終了します。
精一杯やった。それでも足りなかった、届かなかった。それが勝負の世界というものを改めて感じたと思います。
普段からの取り組みや準備、そしてどれだけの思いでこの大会に挑んできたのか。
その部分に、わずかな足りなさがなかったかを改めて見つめ直し、次のステージへとつなげてほしいと思います。
雨の日も暑い日も寒い日も、そして遠方にもかかわらず、選手のために足を運んでくださった保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。
これから選手たちは次のステージへ進みますが、今後も引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪U-15コーチ 石川 龍太)