2025年12月25日(木) 高円宮妃杯 JFA 第30回全日本 U-15 女子サッカー選手権大会 準決勝
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 2-2 INAC神⼾テゾーロ
試合詳細 >
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本日は、高円宮妃杯JFA第30回全日本U-15女子サッカー選手権大会の準決勝、INAC神戸テゾーロとの対戦でした。
関西ダービーということもあり、絶対に負けたくない試合でした。
前半、立ち上がりはシンプルに攻撃を仕掛けるセレッソ。
INACもロングボールを使い、サイド攻撃を積極的に仕掛けます。
8分、右サイドでボールを受けた林優明が相手のハンドを誘いPK。これをきっちり決め1-0と先制します。
ここから流れに乗りたいセレッソでしたが、INACの前から来るアグレッシブなプレーに徐々に自陣でプレーする時間が長くなります。
22分、左サイドをドリブルで運ばれ、中央に切り返され失点。1-1の同点となります。
その直後DFラインと中盤のライン間でボールを受けられ、そこからゴール前に運ばれてしまいます。立て続けに失点し1-2とされ、前半を終えます。
ハーフタイムには、慌てずにボールを動かすこと、3ラインをコンパクトにすることを確認し後半へ。
後半、前半に比べ落ち着いてボールを動かし始めるセレッソ。
INACは疲れてきたのか前半に比べ勢いが少し弱くなります。
60分、左サイドで得たフリーキックから寺田が頭で合わせ、2-2の同点となります。
ここから徐々にセレッソペースとなり、再三チャンスがあるものの決めきれず、勝負の行方はPK戦へ。
PK戦はセレッソが1本目、3本目と外してしまいます。
GKの坂田もボールを触るも止めきれず、3-4で準決勝敗退。
今大会を3位で終えることになりました。
非常に悔しい敗戦となりましたが、改めて全国大会を2連覇することの難しさ、自分たちの課題を痛感することができ、とても良い刺激をもらえた大会となりました。
今大会を通してチームとして一つになって戦うことができたこと、チーム内でより一層競争がうまれたことで個人、チームとして成長することもできました。
選手にはこれで終わりではなく、この悔しさを胸に次に向けて取り組んでほしいと思います。この経験が選手を今よりも成長させてくれると信じています。
本日も遠方にも関わらず、応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様・保護者の皆様・関係者の皆様、誠にありがとうございました。
ガールズU-15はこの試合が今シーズン最後となります。今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
2026シーズンも引き続き、熱い声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督 関根 麻里)