セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第8節 MIOびわこ滋賀U-15戦|レビュー:

2020.09.26
2020年9月26日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2020 関西サンライズリーグ1部 第8節
セレッソ大阪U-15 2-0 MIOびわこ滋賀U-15
試合詳細 >
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サンライズリーグ第8節、MIOびわこ滋賀U-15戦が野洲川歴史公園サッカー場で行われました。

立ち上がりお互いにボールが落ち着かない展開が連続します。しかし3分、相手GKが保持したところに千葉が積極的にプレスをかけるとそのまま奪って無人のゴールに流し込みます。幸先よく先制すると少しゲームに対しての落ち着きを取り戻します。シンプルに相手陣内のスペースを狙うと高い位置でのプレーが多くなります。セカンドボールの回収からゴールをうかがいますが最終エリアのミスが散見し決定的な場面を作れません。それでも21分、CKの流れから右サイドで前を向いた皿良が清水との関係でサイドを崩してクロスを上げると中央で千葉がDFに競り勝ち追加点をあげます。24分には西川のスルーパスに抜け出した田中がGKと1対1を迎えますが決めきれません。流れを引き寄せてプレーしたいところですがロングボールへの対応、ラインコントロールに隙が見られ相手の勢いを受けてしまいます。何度か背後へのボールからクロスまで行かれますが無失点で抑えて前半を終えます。

後半、選手を入れ替えながら縦へのアクションを多くしていきますがなかなか高い位置でポイントが作れずに厚みのある攻撃ができません。その中でもサイドを起点に深い位置からのクロスや中央でのコンビネーションで崩し決定機を迎えますがものにできません。前半に対して後半は相手陣内でボールを動かしながら意図的に崩そうとする意識が見られますが意思疎通のずれやプレーの質が低くゴールが奪えません。チャンスを迎えながらもゴールという結果を得ることができずに2-0で試合は終了しました。
後半はゴールは奪えませんでしたが守備陣も最後まで集中を切らさずに無失点で終えました。
ゲーム前後やプレー中に自分たちで積極的にコミュニケーションをとりピッチ内で改善しようとする姿勢が以前より多くなってきました。当たり前のことを習慣にする点ではまだまだ課題はありますが少しずつ向上させていきたいと思います。



(セレッソ大阪U-15コーチ 小松 塁)