セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-15 関西プレーオフ グループE 2回戦 センアーノ神戸ジュニアユース戦|レビュー:

2020.11.08
2020年11月7日(土)高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2020 関西プレーオフ グループE 2回戦
センアーノ神戸ジュニアユース 3-2 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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高円宮杯JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権関西地域プレーオフ第2回戦がいぶきの森球技場で行われました。

コロナ禍という状況もあり、昨年までとは異なり、今年は5グループに別れてトーナメントを行い、各グループを勝ち抜いたチームが全国大会の出場権を得られるというレギュレーションで関西予選が実施されています。

セレッソ大阪和歌山U-15はこの試合が初戦となりました。

立ち上がりからボールを保持して攻めていきます。相手を押し込みますが、有効な攻撃ができない時間が続きます。徐々に相手も攻撃を仕掛けてくる時間がでてきた10分過ぎにゲームが動きます。相手が大きくクリアしたボールをマイボールにしますが、粘り強く前線からプレッシャーにくる相手にボールを奪われてそのままシュートを決められて先制点を許してしまいます。

その後も同じ様な展開が続いていくと、ゴール前の混戦からマークをうまくできずに背後を取られてしまい追加点を許してしまいます。前半は半分の時間が残る中でまずは1点を奪いに攻撃を仕掛けていきます。2トップを起点にしてシュートの回数が増えていき何度か決定機もありますが、相手GKのセーブやシュート精度が足りずに前半はゴールを奪えずに終了します。

ハーフタイムに自分達のやるべきことを確認して後半に入ります。

すると後半に入って2分に得点を奪います。右サイドに流れていた吉本がドリブルで中に入っていき中央から左足を振り抜きミドルシュートをゴールに突き刺します。

その後は一進一退の展開が続いていきます。チャンスもありましたが、決め切ることができません。それでも落ち着いてボールを動かしていくと後半34分にCKを獲得します。そのこぼれを回収して右サイドから宮原が上げたクロスに大山が競ります。ボールに触ることはできませんが、その後ろにポジションを取っていた吉本が左足のボレーでゴールを奪い同点にします。

そのまま勢いに乗って追加点を奪いにいきたいところでしたが、両チームとも譲らずに最後まで闘います。同点で終了するかと思われたロスタイムに自陣でボールロストをしてしまいます。その流れから相手の攻撃を受けてしまい、ペナルティエリアの中へのパスがDFの手に当たってしまいハンドを取られてPK判定になります。そのPKを決められて最後まで諦めずにプレーしましたが、試合終了となり、悔しい敗戦になってしまいました。

最高学年の3年生にとっては中学生年代最後の公式戦になりました。次のステージでも成長していける様に残りの期間を活動していってほしいと思います。




セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 宮本卓也